リサーチ・アンド・イノベーションは3月28日、「マスクを購入した方法」に関する調査結果を発表した。調査は、同社運営の家計簿アプリに登録されたレシート情報などを元に実施し、同25〜26日にマスクを購入した295人から回答を得た。

「マスクをどのように購入したか」と聞くと、最多は「店にあると知らなかったが来店したら買えた」(43.7%)。「開店前から並んで買った」(23.7%)は2割程度にとどまった。このほか「たまたま品出しのタイミングだった」(20.3%)、「店にあることを知っていたので来店して買った」(5.4%)などの回答があった。

購入店舗は「いつも買い物している店」が6割で最多


マスクを購入した時間帯は、過半数が「7〜11時台」(53.9%)だった。昼の「12〜15時台」(20.0%)と合わせると、7割以上が日中に購入していることになり、仕事帰りに購入するのはまだ難しそうだ。

購入店舗の最多は「いつも買い物している店」(58.0%)。次いで「買い物したことはあるが、頻繁には来ない店」(34.2%)、「マスクを買うために初めて来た店、または滅多に来ない店」(7.8%)と続いた。

また、店にマスクがあることを事前に認知していた28人に「どのように知ったのか」を聞くと、

「通りがかったら並んでいて、入荷ありとなっていた」
「店員さんから聞いた」

と、たまたま店頭で行列を発見した、店員から教えてもらった、といった回答が目立った。また、中には「ツイッターの情報」とSNS経由で在庫情報を知った人もいるようだ。

マスクの購入先は、6割近くが「薬局・ドラッグストア」(56.6%)で購入していた。以降は「スーパー」(15.3%)、「コンビニ」(14.6%)、「ディスカウントストア」(5.1%)などと続く。

東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に絞ると、「コンビニ」(23.1%)、「ディスカウントストア」(7.7%)でマスクの購入者が増える傾向があった。一方で「薬局・ドラックストア」(50.0%)では全国と比べて6.6ポイント低かった。