1匹のチワワが主役に、前足でリングを掴む豪快ダンクに大歓声

 米プロバスケットボール(NBA)は27日(日本時間28日)、レイカーズが116-86でウォリアーズに快勝。ウェスタン・カンファレンスで首位を走るレイカーズが最下位のウォリアーズに貫録を見せつけた試合となったが、異例の注目を集めているのは1匹の犬だ。試合の合間に登場し、口でボールを咥えながら、最後には見事にダンクを決めるシーンをNBAが動画付きで公開。「カリーより優れたダンカー」「今まで見たダンクの中で最高」などと大反響を呼んでいる。

 レブロン・ジェームズが股関節を痛め欠場したこの試合で、主役級の注目を浴びたのは1匹のチワワだった。オレンジ色のバスケットボールを口で咥え、後ろ足2本で立ち上がると、二足歩行でちょこちょことゴールへ向かう。この姿だけでも十分に可愛いのだが、きっちりと仕事は果たすのだからさすがだ。

 特製のミニゴールの前で一度前足をついて体勢を整えると、再び立ち上がり、前足でリングを掴み、そのまま咥えていたボールをネットに通してみせたのだ。“ダンク成功”に場内は大歓声だった。

 ウォリアーズや、NBAが公式インスタグラムでキュートなダンクシーンを公開しているが、これがファンの大反響を呼んでいる。

「10日間で良いから契約をすべきだ」
「僕のダンクよりすごい」
「超かわいい」
「どうにかしてレブロンとトレードできないだろうか」
「今まで見たダンクの中で最高のもの」

豪メディアも脚光「どの犬よりも才能のある犬だ」

 こうした称賛の声以外にも、「カリーより優れたダンカー」「カリーはメモを取るべきだ」などとウォリアーズのエース、ステフィン・カリーと比較したものまであった。

 さらにバズった動画を紹介する豪メディア「ペデストリアン.TV」にも「NBAでダンクしている犬のビデオを見てエネルギーをもらおう」の見出しで取り上げられるなど、注目が広がっている。

 記事の中では「実際のところ、この犬は私たちが今まで見てきたどの犬よりも才能のある犬だ」「この犬は今日の試合での真のMVPだ。むしろ1週間のMVPだ。彼にメダルを与えたい」などと拍手を送っている。

 最下位に低迷するウォリアーズファンにとっては一服の清涼剤になったか、キュートなダンク犬が名物になるかもしれない。(THE ANSWER編集部)