Excelでの表作成や表利用はとても便利。仕事だけでなく、プライベートでも使っている人は多い。

しかし、表のサイズが大きくなりすぎてしまうと、扱いが少々面倒になってくる。
表の端にあるセルを表示しようとスクロールしても、行きすぎたり、戻りすぎたりしてなかなか目的のセルが表示できないことや範囲指定がうまくできないこともある。

実はショートカットキーを使うと、セルの移動や範囲選択は効率的に行うことができるのだ。
実際に見ていこう。


●セルの移動に便利なショートカットキー
通常、セルの移動ではマウスや矢印キーを使うことが多いだろう。
しかしショートカットキーを使えば目的の場所にすぐジャンプできるのだ。

・[Ctrl]+[end]キー
表のどの位置にいても、一気に表の最後部(右下)まで移動する。




・[Ctrl]+矢印キー
今いるセルから矢印方向に、連続して入力されている端のセルに移動する。

たとえば[Ctrl]+[→]キーを押せば、アクティブセルと同じ行にある、連続して入力されている一番右端のセルに移動する。




[Ctrl]+[↓]キーを押せば、アクティブセルと同じ列にある、連続して入力されている一番下端のセルに移動する。





●セルの範囲選択に便利なショートカットキー
大きな表では、範囲をマウスで選択しながら画面をスクロールさせる必要がある。
こんな時にもショートカットキーを使えば簡単だ。

・[Ctrl]+[A]キー
一気に表全体を選択する。




・[Ctrl]+[Shift]+矢印キー
今いるセルから矢印方向に、連続して入力されているセルを範囲選択する。

たとえば[Ctrl]+[→]キーを押せば、アクティブセルから、同じ行の右側にある、連続して入力されているセルを範囲選択する。




[Ctrl]+[↓]キーを押せば、アクティブセルから、同じ列の下側にある、連続して入力されているセルを範囲選択する。




ショートカットキーを利用すれば、時短にもつながる。ぜひ覚えて活用しよう。