インテル時代の同僚である元コロンビア代表MFフレディ・グアリンから勧誘を受けていた日本代表DF長友佑都だが、クラブのレジェンドがサポートすることになるようだ。ブラジル『ボア・インフォルマコン』が伝えた。

先日、グアリンが自身のインスタグラムのストーリーに1枚の写真をアップ。それは、長友とのビデオ電話をした時のものだった。

グアリンは、昨年9月に中国スーパーリーグの上海申花からヴァスコ・ダ・ガマへと加入しているが、その長友の写真に、「最高のサポーターとともに、ヴァスコ・ダ・ガマで一緒にプレーしよう」とメッセージを載せ、クラブへ勧誘していた。



この投稿には、ヴァスコ・ダ・ガマのサポーターが反応。ボタフォゴに加入した元日本代表MF本田圭佑の時にボタフォゴサポーターが熱烈な歓迎をしたように、長友の獲得に動くように騒動となった。

現時点で公式にヴァスコ・ダ・ガマが動いてはいないものの、ネックとなるのは長友の給与。ガラタサライでは280万ユーロ(約3億3600万円)の年俸をもらっており、ヴァスコ・ダ・ガマとしては高すぎると考えているようだ。

そんな中、ヴァスコ・ダ・ガマの救世主となりそうなのが、ファンにとってのアイドルであり、Jリーグでもプレーしたことがあるビスマルク氏とのこと。かつては鹿島アントラーズ、ヴェルディ川崎でプレーし、当時は絶大な人気を誇っていた。

ビスマルク氏は、長友の代理人とコンタクトをとる役割があり、獲得に向けたスポンサー獲得に動いていることを明かしている。

「本田を連れてきたボタフォゴの波に乗って、私はガラタサライにいる長友を、ヴァスコの左サイドに迎えるというアイデアを持った」

「私はすでに彼のマネージャーであるロベルトを通じてコンタクトした。驚いたことに、長友はここに来ることへ興奮していたよ」

「彼が1年につき280万ユーロを稼ぐ。そして、我々はクラブの状況を理解し、ヴァスコは余裕がない状況だ。しかし、私は長友を連れて来る資金を払ってもらえる日本のスポンサーを探したいと思う。そうしたら、“サンバ”をあげることができる」

「良い左サイドバック、長友に期待している。ヴァスコのチームでも非常にうまく行くと思う。ヴァスコは何も知らない。私も何も言っていない。財政面の状況を考え、クラブは雇えないことを分かっているからね」

「夢であり、長友を獲得するための日本のスポンサーを捕まえられれば、実現できる夢だろう。そうしたら、ユニフォーム、またはスタジアムに広告を置く」

「長友は経験豊かな日本代表の選手だ。多くのノウハウがあり、彼は長年日本以外でプレーしている。それは、ヴァスコ、そして長友にとっても良いことだろう」

「多くのファンがインスタグラムでヴァスコへくるように勧誘しているのを見て、長友は本当に興奮していたんだ」