24日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でのある一幕が、物議を醸している。

 問題となっているのは、この日放送された「誰もやらなかった調査をやってみた件」というコーナーでオンエアされた「昭和に流行ったものを令和の若者に紹介してみる」という企画。その中で、「シーモンキー」という、昭和45年頃に流行した飼育玩具を取り上げ、これを若者に紹介するためにネイルへの封入に挑戦することに。番組では、エビなどの仲間とされる生きたシーモンキーを実際のネイルサロンに持ち込み、カプセル型になっているネイルの型に飼育用の水とシーモンキーを封入。指先でシーモンキーが泳ぐという奇抜なネイルとなっていたが、実際にネイルを体験してもらった20代の女性からは、「可愛い」と絶賛されていた。

 VTRの右下には、小さなテロップで「撮影後すぐ飼育キットに戻しました」と、シーモンキーに対する配慮がつづられていたものの、この一幕に視聴者からは、「発想がヤバい」「生き物の命で遊ぶのやめて」「ネイルは塗料だし、シーモンキー死ぬんじゃ?」「日テレってちょいちょい生き物を軽率に扱う企画を普通に放送するけど、その倫理観のなさが残念」という批判の声が集まってしまった。

 「また、その後はスルメやアジの開きに水中モーターを着けて海に帰すといった、悪趣味と言わざるを得ない企画も放送。深夜番組とは言え、注目度が高い番組ということで生き物をネタにしたことや、食べ物で遊んだことに対して多くのクレームが寄せられてしまっていました」(芸能ライター)

 さらに同番組では、新人ADがバッティングセンターでパーカーのフードを使ってボールをキャッチするという危険なものも。番組の悪ノリが大きなバッシングに繋がってしまったようだ。