南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、米国EAスポーツ社のテレビゲーム「FIFA」シリーズに実名を使用する権利を提供することを拒むクラブに対し、同連盟主催の大会への出場を禁止する可能性もあるという。『ESPNブラジル』が22日付で伝えた。

 CONMEBOLでは2019年まで、「プロ・エボリューション・サッカー」(日本では「ウイニングイレブン」)シリーズを販売する日本のコナミ社とライセンス契約を交わしていた。だが2020年からはEAスポーツ社と新たな契約を交わし、今年3月にリリースされる「FIFA」更新版には同連盟主催の大会であるコパ・リベルタドーレスやコパ・スダメリカーナが初収録されると発表されている。

 そのためCONMEBOLでは各国のクラブに対し、昨年12月を期限として、クラブの実名やエンブレム、ユニフォームなどを「FIFA」で使用することを許可する文書の提出を求めていたという。だが南米の多くの主要クラブはコナミ社との独占契約を交わしており、この要求に反発したようだ。

 ブラジルのアトレチコ・パラナエンセ、アトレチコ・ミネイロ、コリンチャンス、パルメイラス、サンパウロの5クラブは共同で、CONMEBOLの要求に難色を示す回答を送付したとのこと。これに対し南米連盟は、コパ・リベルタドーレスやコパ・スダメリカーナへの出場を禁じる処分を下す可能性も示唆しつつ、各クラブに要求を飲むよう脅しをかけていると伝えられている。

text by 編集部