大手旅行会社のエイチ・アイ・エスは、三重県と連携して同県産の抹茶や茶を海外でブランド化する事業に乗り出した。抹茶は、輸出先の中央アジアのアゼルバイジャンで現地企業がチョコレートに加工し、スーパーなどで今月末から販売する。
同社は三重県産食材の認知度を高めるとともに、インバウンド(訪日外国人)の誘致につなげたい考えだ。
同社が三重県産食材の海外展開に協力するため、県と結んだ戦略的連携協定の一環。海外の現地法人などを活用し、食材の輸出やPRなどの商社機能を担う。同社が県と連携して食材輸出に取り組むのは初めて。
アゼルバイジャンには同社の現地法人があり、地元企業との連携が取りやすい。さらに今後、近隣国のロシア、トルコなどに販路が広がる可能性もあるため、輸出国に選んだ。
輸出した抹茶は同国内の食品メーカーがチョコレートに加工し、販売する。「伊勢茶」を使った緑茶ティーバッグなどの販売も計画する。
連携協定ではミカンも輸出品目に選んでおり、輸出先を今後、選定する。同社は「旅行業で培ったノウハウを生かし、海外でニーズの強い日本産農産物の輸出拡大を目指す」と話す。三重県以外とも食材輸出につながる連携協定を結んでいく考えだ。
同社は三重県産食材の認知度を高めるとともに、インバウンド(訪日外国人)の誘致につなげたい考えだ。
同社が三重県産食材の海外展開に協力するため、県と結んだ戦略的連携協定の一環。海外の現地法人などを活用し、食材の輸出やPRなどの商社機能を担う。同社が県と連携して食材輸出に取り組むのは初めて。
アゼルバイジャンには同社の現地法人があり、地元企業との連携が取りやすい。さらに今後、近隣国のロシア、トルコなどに販路が広がる可能性もあるため、輸出国に選んだ。
輸出した抹茶は同国内の食品メーカーがチョコレートに加工し、販売する。「伊勢茶」を使った緑茶ティーバッグなどの販売も計画する。
連携協定ではミカンも輸出品目に選んでおり、輸出先を今後、選定する。同社は「旅行業で培ったノウハウを生かし、海外でニーズの強い日本産農産物の輸出拡大を目指す」と話す。三重県以外とも食材輸出につながる連携協定を結んでいく考えだ。
外部リンク日本農業新聞