ローレウス世界スポーツ賞の授賞式に参加した元イタリア代表アレッサンドロ・デル・ピエロが、去就が注目されるリオネル・メッシ(バルセロナ)について語った。スペインのスポーツメディア『TRIBUNA』が報じている。

「強固な関係が築かれている」
 メッシは同賞で2020年の年間最優秀男子選手賞を、F1のルイス・ハミルトンとともに受賞。これまではゴルファーやテニスプレーヤーなど個人競技のアスリートが受賞する傾向があった同賞を、サッカー選手として初めて受賞した。

 デル・ピエロは「メッシは天才。彼のような選手をこの賞にノミネートするのは特に難しいことではない。素晴らしいシーズンを送ったからこそこの賞にノミネートされたんだ」とコメント。

 エルネスト・バルベルデ前監督の解任を巡ってエリック・アビダルSDとの間で衝突が発生し、その去就が注目を集めているメッシだが、自身もユヴェントスで長年にわたって活躍したデル・ピエロは、メッシの将来について次のように断言した。

「彼がバルセロナを退団するとは思わない。メッシとバルセロナとの間には強固な関係が築かれている。すべての事象が、彼がバルセロナでキャリアを全うすることを示唆している。バルセロナで素晴らしい歴史を作り上げるはずだ」