本日、映画『仮面病棟』ジャパンプレミアイベントが都内で開催され、主演を務めた坂口健太郎をはじめ、永野芽郁、内田理央、大谷亮平、高嶋政伸、木村ひさし監督が登壇した。


現役医師であり作家の知念実希人のミステリー小説を、映画『任侠学園』や『屍人荘の殺人』などの木村ひさし監督が映画化した本作。「楽な仕事だから」と先輩に言われ、当直アルバイトに訪れた医師の速水(坂口)だったが、ピエロの仮面を被った凶悪犯が突然病院に押し入ってきたことから、平和な時間は一転、命の危険にさらされることになってしまう――。



「ノンストップ脱出ミステリー」というキャッチフレーズがついた作品。撮影のほとんどが閉鎖された病院ということで「精神的にすごく追い詰められた」と現場を振り返った坂口。一方で、ヘビーな撮影を乗り切り、臨場感あふれる作品に仕上がったことに「頑張ったかいがありました」と笑顔を見せる。永野も「約2時間の作品ですが、アッという間に時間が過ぎた」と作品に集中できたことを明かすと「これまでミステリーに触れる機会があまりなかったのですが、面白いなと感じました」とニヤリ。


内田や高嶋も撮影のハードさは身に染みていたようで、内田は「あまりにもリアルで人間が信用できなくなりました」と苦笑いを浮かべると、高嶋も「1か月以上使われていない病院にこもっての撮影は、精神的にかなりきつかった」と過酷な現場だったことを強調する。


ストーリーにちりばめられた伏線、追い詰められた人間の極限の感情など、劇中には多くの見どころが秘められている。なかでも、人を信じられなくなる疑心暗鬼な気持ちが、作品の緊張感を保つ。そんな作品内容にちなみ、永野がホスト役となり、坂口らが出される質問に「いいえ」で答え、その結果をウソ発見器で測定するというコーナーも。


「仮面病棟のピエロは私である」という質問が出されると「いいえ」と答える坂口。しかし、機械の波形は大きく動き「ウソをついている」という結果に。予想外の展開にうろたえると、その他の登壇者も「やっちゃったよ」という顔をして坂口を見る。しかし、この結果はスタッフが操作したドッキリであることがバラされると、坂口は「びっくりしましたよ」と安堵する表情も見られた。


またこの日は「これまで明かしたことがない秘密」を披露するコーナーも。永野は「スカイダイビングをしてみたい」とフリップに書くと、坂口は「言ってなかったっけ?」と突っ込み。永野は「バンジージャンプとは言っていましたけれど、スカイダイビングは言ったことがない」と主張。その他、「ほぼ床で寝ている」(内田)、「ポテチ大好き(夜)」(大谷)、「炭酸水1日10本」(高嶋)とユニークな回答に、会場は大笑いに包まれていた。