NTTドコモは、飲食店向けのモバイルオーダーソリューション「EasyEat」の提供を開始しました。

「EasyEat」は、飲食店に来店した客が、自身のスマートフォンを使ってメニューの注文・決済までを行えるソリューションです。

注文時の接客やレジ業務が不要となるため、従業員稼働を削減できるほか、待ち時間の削減で顧客満足度の向上が期待できます。専用端末を店に設置する場合に比べて、設備投資がかからない点も利点です。

こうしたモバイルオーダーはテイクアウトなどでの導入が大半ですが、同ソリューションは着席するタイプのレストランなどでも導入できます。

注文・決済はドコモユーザー以外も利用可能。支払い方法はクレジットカード・現金から選べるほか、4月以降はd払いとAliPayに対応。訪日客でも利用できるよう、英語メニューに対応するほか、4月以降は韓国語と中国語(簡体字・繁体字)にも対応します。



将来的には、ドコモの会員基盤を活用し、飲食店の検索・予約などの「送客」から「注文・決済」までワンストップでスマートフォンにて行えるサービスを目指します。

「EasyEat」は1月22日〜22日に開催される『居酒屋Japan2020』(東京海上)の『国際ホテル・レストランショー』に出展。デモを実施します。

モバイルオーダーなど、デジタル化でレジ業務を省く『レジレス』ソリューションはShowcase Gigなども展開。レジレスは『単なるキャッシュレスより2割人件費を削減できる』とのデータもあり、人手不足に悩む飲食業界で注目を集めています。
Source: ドコモ