木村拓哉が出演するマクドナルドの新CMが、1月15日からオンエアされている。CMでは、木村が注文をなかなか決められない客を演じており、「ちょ、待てよ! 決めらんねー」というセリフも注目を集めている。

 そんな木村は過去、ハンバーガーを巡ってスタッフにマジギレしたことがあった。2016年の「東京スポーツ」が報じたところによれば、2010年頃の木村はモスバーガーが大好物だったそう。そのため、当時の撮影現場ではハンバーガーを用意するのが暗黙のルールとなっていた。しかしある日、スタッフの手違いなのか、現場にハンバーガーが用意されていなかったことがあったそう。これに木村の事務所スタッフは、過剰に反応して現場スタッフに渋い表情を見せたという。だがそれまで、木村から1度もハンバーガーを用意するように言ったことはなく、その時も本人は特に腹を立てていなかった。にもかかわらず、自分のスタッフが現場で高圧的な態度を取ったことで、彼は激怒したそうだ。

 木村は、礼儀やルールを重んじるタイプであるため、身内のスタッフの傲慢な態度が許せなかったのかもしれない。そんなキッチリとした性格からか、過去には元SMAPメンバー・稲垣吾郎と一触即発になったことも。

 それはまだSMAPが結成されたばかりで、お互いが合宿生活を送っていた時のこと。木村が自身のラジオ番組で明かしたところによると、当時、稲垣は合宿の共用スペースを散らかしたままにしたことがあったそう。そのため、木村は「片付けろよ」と注意したのだが、稲垣は「はいはい」と軽い返事をした。しかし、稲垣は一向に片付けを始める気配がなかったことで、木村は「片付けろっつったろ!」と声を荒らげることに。これにも稲垣は「はい、はい」とナメた返事をしただけでなく、手で払うような仕草もしてきたという。この瞬間、木村は「あ、これはやっていいな」「これ、キューだな」と、堪忍袋の尾が切れ、「いい加減にしろ、お前!!」とマジギレし、思わず手を上げてしまったようだ。

 当時はまだ、お互い若かったこともあり、拳を重ねながら絆を深めていったのかもしれない。