エールディヴィジ(オランダ1部)第19節が17日に行われ、DF中山雄太が所属するズヴォレとユトレヒトが対戦した。中山はこの試合、先発フル出場を果たした。

 試合は24分、アウェイのユトレヒトがPKにより先制に成功する。直後の27分、ホームのズヴォレは相手DFのクリアミスを起点に同点に追いついた。後半に入ると53分、エリア外からのミドルシュートによりズヴォレは一時逆転。ユトレヒトは71分に追いつき2−2とすると、86分に再びゴール。ユトレヒトが試合終盤に逆転する。

 ズヴォレは1点ビハインドで迎えた89分、右サイドからグラウンダー性のクロスを供給。ボールはボックス内のDFトーマス・ラムを通過して、ゴール正面の中山に流れる。中山はワンタッチで右足を振り抜くと、GKは反応できずゴール右下に決まった。

 中山の移籍後初ゴールにより、ズヴォレが同点に追いつき試合終了。3−3の引き分けで終わった。この結果、ズヴォレは5勝2分12敗の勝ち点「17」で15位に位置。1試合未消化の最下位RKCとの勝ち点差は「6」となっている。一方、ユトレヒトは9勝3分7敗の勝ち点「30」で7位となっている。

【スコア】
ズヴォレ 3−3 ユトレヒト