飛行機の優先搭乗に関するアンケートを実施。飛行機に乗る際、優先搭乗の対象となった人は約半数でした。メリットは「搭乗口に並ばないで済む」「優越感に浸れる」などが挙げられましたが、一方で「ない」と思う人もいるようです。

上級クラスや上級会員対象のサービス「優先搭乗」

「乗りものニュース」では2020年1月13日(月・祝)から14日(火)にかけて、飛行機の優先搭乗サービスに関するアンケートを実施。1554人から回答が集まりました。


空港の搭乗口(2019年8月、恵 知仁撮影)。

「飛行機に乗る際、優先搭乗の対象になったことがありますか?」との質問では「ある」が49.6%、「ない」が50.4%でした。

 なお、今回のアンケートでは全質問において、乳幼児連れや体が不自由な人などを対象とした事前改札は除いています。

 優先搭乗の対象になった理由は、「ファーストクラスなど上級クラスを予約したから」が60.3%、「上級会員だから」が54.3%でした。「その他」11.0%では、「同行者が上級会員」(50〜54歳、女性)、「団体」(45〜49歳、男性)などといった回答がありました。

飛行機の優先搭乗は魅力的だと思う?

「優先搭乗は魅力的だと思いますか?」との質問については、次のような結果になっています。「どちらかといえば魅力的だと思う」が最多でした。

・魅力的だと思う:29.1%
・どちらかといえば魅力的だと思う:36.0%
・どちらともいえない:19.1%
・どちらかといえば魅力的だと思わない:5.0%
・魅力的だと思わない:10.8%

「あなたの思う優先搭乗のメリットはなんですか?」という質問(複数回答)では、多い順に次のような結果になりました。

・搭乗口に並ばないで済む:52.7%
・ボーディングブリッジや機内でもスムーズに進める:47.2%
・機内で手荷物の収納場所を自由に確保できる:46.8%
・窓側の席にスムーズに座れる:30.6%
・優越感に浸れる:26.8%
・離陸までの時間を落ち着いて過ごせる:22.3%

「その他」3.9%では、「メリットは特にない」と答えた人のほか、「長く飛行機に乗れる」(20〜24歳、男性)などといった回答も寄せられています。

●アンケート実施概要
・調査期間:2020年1月13日(月・祝)20時ごろから1月14日(火)20時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:1554