女子ゴルフの日本勢として42年ぶりのメジャー優勝を遂げて大ブレイクした渋野日向子(21)が、14日の都内で会見を開き、飲料メーカー大手・サントリーとの契約を正式発表した。

そこでは、同じサントリー所属となった宮里藍さんとのトークショーも展開。渋野は、来季から米ツアー本格参戦を表明しているからか「一番の心配は英語なんです」と相談する場面があった。

▼ (左から)宮里藍さん、渋野日向子


海外挑戦のタイミングが20歳だったという宮里に「英語はどんな勉強をしたらいいのか分からない」と言い、英語がある程度「喋れる状態で行かれたのか、それとも、向こうに行ってから覚えたのですか」と問いかけた。

その質問に「20歳のときは喋れなかった」と振り返った宮里。語学力については「若い選手からもよく『どうしていたんですか」と質問されます。私の場合は、同じイギリス人のキャディーさんに一年目から引退するまで、ずっとお願いしていた。なので、そのキャディーさんの影響が大きかった」と事例を示した。

ただ宮里は「大丈夫。食事と一緒で慣れるから心配ない」とアドバイス。意思を感じ取ってもらうときでも「英語に関しては、ことのほか重要ではない。思っていることが半分ぐらい伝わればいいというスタンス。大体は周りのサポート体制があった」と明かした。

続けて「笑顔とあの強気のプレーがあれば、大体のことは乗り越えられる」と背中を後押し。すると、渋野は笑顔を広げて「それだけが取り柄。自信がつきました」と目を輝かせていた。

▼ (左から)宮里藍さん、渋野日向子


▼ 渋野日向子