18日、E-1選手権最終日で日本は韓国と対戦する。韓国はここまで香港を2-0、中国を1-0と下してきているが、得点はすべてセットプレーから。直接FKが1点、CKからのヘディングが2点と勝負強いところを見せており、日本も警戒が必要だ。

森保一監督はセットプレーの守備について「これまでもゾーンとマンツーマンを併用して、それを変えてきたりとかしているのですが、対戦相手の特長が違うと思いますので、相手のポイントを抑えるようにしていきたいと思います」と具体的な明言を避けた。

では選手はどう考えているのか。三浦弦太は「セットプレーは相手の強みでもありますし、守備の部分でしっかりと無失点で抑えることと、逆に今大会セットプレーで得点(中国戦の2点目)も出来たので、そこもまた狙っていければいいかと思います」と、警戒心とともにゴールへの意欲を見せた。

所属のG大阪ではゾーンで守備をしているが、日本代表での守備はどこがポイントだと思っているのか。

「マンツーマンで相手を自由にさせなければ、先に触られてもいいボールを叩かれるとかはなかなかないと思いますし、そういう部分は1人1人が責任を持ってやっていきたいですし、ゾーンのところではラインを下げる部分をしっかりとやっていきたいと思います」

そう言って三浦はゾーンとマンツーマンの併用に自信を見せる。

2017年大会では韓国に1-4と大敗を喫した。その試合に出場していた三浦にとってこの一戦は特別なようだ。

「前回の大会の悔しさもありますし、何よりこのメンバーで総力戦で戦ってきて、最後はしっかりと勝って終わりたいという思いが強いですね。日本には大きな選手もいますし、単純な高さでは負けないようにやっていきたいと思います」

【取材・文:森雅史/日本蹴球合同会社】