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Fate/stay night [Heaven's Feel]」3部作の最終章となる「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III.spring song」の主題歌を、Aimer(エメ)が歌うことが決定した。「I. p
resage flower」の「花の唄」、「II. lost butterfly」の「I beg you」に続いての皆勤賞で、新主題歌「春はゆく」も、これまで同様「Fate/stay night [HF]」シリーズの音楽を担当する梶浦由記プロデュース&提供による楽曲となる。12月14日に行われた全国ツアー「Aimer Hall Tour 19/20 “rouge debleu”」の仙台公演で発表された。

Aimerは「こうして最終章まで主題歌を歌えたことが、うれしくて、光栄です。梶浦さん、そしてこの作品に携わる、作品を愛するすべてのみなさんに、心から、ありがとうございます。梶浦さんからこの曲を差し出されたとき、これはほんとうに繊細に形にしなくちゃならないものだと、震えました。でも、あらゆる思いをはらんだ“愛”を、わたしの表現でちゃんとひとつの答えにしたくて、今できるすべてで歌いました。『春はゆく』が、物語の最後を見届けたみなさんにずっと愛してもらえる1曲になることを、願ってやみません」と胸中を明かした。

梶浦は「シリーズを通してAimerさんのお声が作品を彩ってくださったことにより、一貫した作品の音、世界、そしてヒロイン像を紡げたのではないかと思っております」と、楽曲の仕上がりに太鼓判を押している。

CDは、2020年3月25日にAimerの通算18枚目のシングルとしてリリース。「日本・オーストリア友好150周年 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」のイメージソング「marie」も収録される。DVD(収録内容未定)が付属する初回生産限定盤と期間生産限定盤が1700円、通常盤が1300円(すべて税抜き)。

「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]」は、TYPE-MOONのゲーム「Fate/stay night」の“桜ルート”をufotableがアニメ化。魔術が実在する世界を舞台に、歴史・伝説上の偉人や神々が魔術師(マスター)に使役されるサーヴァントとしてよみがえり、あらゆる願いをかなえる「聖杯」を奪い合う第五次聖杯戦争を、ヒロインのひとり間桐桜に焦点を当てて描く。3部作最終章となる「III.spring song」は20年春公開。