ジョージアの大使館メンバーたちがTwitterで松屋の「シュクメルリ鍋膳」を食べている様子を投稿したことから、「シュクメルリとは??」ということで松屋の店舗限定メニューが注目を集めました。松屋のシュクメルリ鍋膳はにんにくが効いた濃厚シチューにチーズ、ぶつ切りの鶏肉、サツマイモが入っており、「ジョージアに行った人がもれなくどハマりする」「これは完全に赤ワインがいる」など気になる感想が次々に登場していたので、実際に松屋に行って食べてきました。



シュクメルリ鍋膳が提供されているのは一部店舗のみで、取扱があるお店はここから確認できます。今回は大阪の梅田店に行ってきました。



店頭には「松屋 世界紀行 ジョージア編」と文字が入った立て看板がありました。シュクメルリはジョージアの料理ですが、松屋は「鶏もも肉を使った”にんにく”と”とろけるチーズ”のホワイトシチュー鍋」にアレンジしているようです。



ということでシュクメルリ鍋膳を注文。みそ汁とご飯がついたセットと、みそ汁・ご飯に加えて生野菜がついたセットがあったので、今回は生野菜付きで注文しました。



鍋は火にかけられた状態での提供です。



鍋は全長123.8mmのiPhone SEと比べてこのくらいのサイズ。



鍋が熱されているのでシチューがくつくつと煮え続けており、チーズが冷めて固まってしまうことはありません。食べている間じゅう、とろとろの状態が保たれるわけです。



さっそく鶏肉とシチューを一緒に食べてみると、口の中にぶわっとにんにくの強烈な香りと、ホワイトソースのクリーミーさが広がります。チーズもかなり濃厚で、独特のコクや酸味はにんにくの強さに引けを取りません。



鶏肉以外には、皮付きのサツマイモが2つ入っていました。これもかなり大きめに、ゴロッとカットされています。



ほくほくのサツマイモの甘さが、濃厚なチーズとホワイトソースとコントラストをなしていて、味にメリハリが生まれます。



本場ジョージアであればパンと一緒に食べるところですが、松屋の場合はごはんがセット。しかし、初めからこういう食べ物では?というくらいに相性はよいです。むしろシュクメルリの味が濃いのでご飯にのせて食べるのはオススメ。



鍋の中には大きめにカットされた鶏肉がごろごろと入っており、食べごたえは十分。鶏肉は表面を焼かれた上でシチューにされているので、香ばしさとジューシーさが一緒に感じられました。



チーズが多いためか、鍋の底では焼きチーズのようなものが完成していて、これはこれでうまうま。



全体的に味が濃い、濃厚な一品なので、さっぱりした生野菜やおみそ汁で口をさっぱりさせるとよさげでした。



食べ終えた後もしばらくは体の中ににんにくの存在を感じるほどにんにくが強烈なので、食べるシチュエーションを選びますが、「赤ワインがあう」というコメントがわかるやみつき度高めの味わいです。なお、梅田店でのシュクメルリ鍋膳は並盛が税込730円で、生野菜セットが税込790円でしたが、店舗によって付け合わせや価格が異なるとのこと。販売期間は2019年12月15日までなので、気になる人はここから近くの取扱店を探してみてください。