(台北中央社)富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」を訪れる台湾人観光客を取り込もうと、エバー(長栄)航空は来年4月16日から、台北(桃園)―小松線を現行の週5往復から週7往復に増便する。

同航空によると、同路線の年平均搭乗率は約8割だが、アルペンルートの全線開通や紅葉期間などのピーク時には座席が確保しづらい状況になるという。台湾人旅行客が全体の約7割を占める。

機材にはエアバスのナローボディー機A321−200(184席)を主に使用。繁忙期には需要に応じてワイドボディー機で運航するとしている。

アルペンルートは今年は4月15日に全線開通し、11月30日に営業を終了した。

(潘ゲイ菁、汪淑芬/編集:名切千絵)