ニューカッスルに所属する日本代表FW武藤嘉紀(27)が、日本に復帰する可能性があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

2013年にFC東京で特別指定選手として、プロデビューを果たした武藤。翌年から正式に入団し、2015年5月から加わったマインツで3年間プレーした後、昨夏に4年契約でニューカッスルへ加入した。

昨シーズンは、ラファエル・ベニテス監督(現大連一方)の下、公式戦18試合で1ゴールを記録。だが、スティーヴ・ブルース監督が就任した今シーズンは公式戦6試合の出場に留まっており、リーグ戦では直近6試合連続でベンチ外となっている。

この状況に最近、武藤自身も退団を望んでいることがイギリスメディアによって報道。そして、今回伝えられるところによれば、ニューカッスルで構想外となっている武藤に対して、古巣のFC東京がレンタルでオファーを打診したという。

2019シーズンの明治安田生命J1リーグで2位のFC東京は来シーズン、プレーオフから参戦するアジアチャンピオンズリーグ(ACL)と、Jリーグを並行して戦う。そのため、選手層を厚くする必要があるが、武藤は2015年以来のJリーグ復帰となるのだろうか。