(台北中央社)昨年台湾を訪れた日本人旅行者のうち、訪台経験回数5回の人の割合は2割に上ったことが分かった。交通部(交通省)観光局の担当者が9日、明らかにした。同局は、リピーター率が高い背景には、日本人がグルメや治安の良さを台湾の主な魅力だと考えていることがあると分析している。

担当者によると、同局が訪台日本人客を対象に実施した調査で、訪台1回目の人の78%が団体旅行を選ぶ一方、2回目以降の人はほとんど個人旅行だという結果が出たと紹介。昨年は訪台2回、5回の人の割合が共に2割に達したという。

年齢別では40〜49歳が21パーセントと最多で、次いで30〜39歳が20パーセントを占めた。男女別では男性約105万人に対し、女性は約91万人で、依然として男性の割合が高いものの、その差は次第に小さくなっているという。

訪台日本人旅行者数は9日に初めて年間200万人を達成した。

(汪淑芬/編集:名切千絵)