12月12日(木)から15日(日)まで、社会福祉法人日本肢体不自由児協会が主催する「肢体不自由児・者の美術展/デジタル写真展」 が東京芸術劇場(東京都豊島区)で開催される。

同協会では毎年、不自由な手の代わりに口や足を使うなど、不自由を補う工夫をしながら創作活動に取り組む肢体不自由児・肢体不自由者の作品を、各道府県の肢体不自由協会と連携して全国から募集。入賞作品を「手足の不自由な子どもを育てる運動」(本年は67回目、11月10日〜12月10日)の一環として開催される同展において展示している。

38回目を迎える今年は、全国の肢体不自由児・者から応募のあった美術作品(絵画・コンピュータアート・書)合計644点、デジタル写真作品815点におよぶ作品の中から、専門家を含む審査会で選出された美術作品92点、デジタル写真作品30点が展示される。

このような自己表現の機会も含め、障害者が社会参加することは、周囲の人々の心のバリアを取り除き、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う「共生社会」の実現にもつながるだろう。

第38回「肢体不自由児・者の美術展/デジタル写真展」概要
開催日時:令和元年12月12日(木)〜15日(日)11:00〜19:00
(12月12日は12:30〜、15日は17:00まで)
入場料:無料
会場:東京芸術劇場
(東京都豊島区西池袋1-8-1)5階 ギャラリー1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結。
主催:社会福祉法人 日本肢体不自由児協会、各道府県肢体不自由児協会
後援:内閣府、厚生労働省、文部科学省、都道府県、他

【参考】

日本肢体不自由児協会: 肢体不自由児・者の美術展・デジタル写真展
https://www.nishikyo.or.jp/action/exhibition.html

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