クリッパーズ戦では30得点、カワイ・レナードからも称賛受けていた

 米プロバスケットボールNBA)ウィザーズの八村塁が米放送局が選出する、週間ルーキーランキングで堂々の1位に選出された。八村は1日(日本時間2日)のクリッパーズ戦でキャリアハイの30得点と大爆発するなど、12月1週目にはコンスタントに35分以上プレー。チームに欠かせない存在に成長している。

 着実にプレータイムを増やし、チームの中での存在感も増している八村。1日のクリッパーズ戦で30得点、3日のマジック戦で15得点、5日の76ers戦で27得点、6日のヒート戦で14得点、8日のクリッパーズ戦で17得点と全試合で2ケタ得点をマークし、黒星が先行するチームの中で奮闘した。

 この1週間の活躍が評価され、米放送局「CBSスポーツ」では「NBA週間ルーキーランキング」を選出。トップ10をピックアップしているが、その中で八村を堂々の1位にランク付けしている。

 1日のクリッパーズ戦では、昨季ファイナルMVPのカワイ・レナードから「彼は良い選手だ。今日の彼のプレーは良かったと思うし、彼の持っているスキルも好きだ」と称えられ、ポール・ジョージも「彼は非常に優れたルーキー」と絶賛していた。

「リング下でのプレーに関しては、ほとんどのルーキーのはるか上」

 これを受けて、同局は「もしポール・ジョージやカワイ・レナードから称賛を受けたとするならば、それは正しいことをしているということを意味する。ハチムラはその前の週に関しては、いくつかの良いとは言えないシュートを放っていたが、大きな壁であるLAクリッパーズを相手にしたときには完全に立ち直った」と強敵相手のプレーぶりを高く評価している。

 さらに続けて「ウィザーズは負けてしまったのだが、ハチムラは何通りものアプローチから30得点を記録した。彼はまだ3ポイントシュートに試行錯誤している段階ではあるが、リング下でのプレーに関しては、ほとんどのルーキーのはるか上を行っている」とルーキー離れした得点力を評価。

 そして「彼は絶えずフィールドの端から端を駆け抜けて戦っているし、彼のディフェンスはキャリアの中で最も素晴らしいものであった」と守備面での貢献度にも二重丸をつけている。

 コンスタントに結果を残す八村。米メディアの中でも着実に評価を勝ち取りつつある。(THE ANSWER編集部)