現地時間12月7日に開催されたラ・リーガ第16節で、王者バルセロナは17位のマジョルカとホームで対戦。マニータ(5得点)で快勝し、首位を維持した。

 バルサのカンテラ(下部組織)で育った久保建英にも注目が集まったこの一戦で、リオネル・メッシのハットトリック以上に話題をさらっているのが、ルイス・スアレスのゴラッソだ。

 バルサが3-1とリードして迎えた43分だった。小気味の良いパス回しから、フレンキー・デヨングのラストパスを受けたスアレスは、DFのマークを受けながらもヒールシュート。これが見事にネットを揺らした。

 スペイン紙『MARCA』によると、この衝撃のバックヒール弾を決めたウルグアイ代表FWは試合後、次のようにコメントした。
 
「キャリア最高のゴールだった。角度がきつかったから、ヒールで打つしか選択肢がないと思った。キーパーを打ち破るには、わずかな可能性しかなかったから、バウンドさせようと意識したんだ」

 この美しいゴールにファンも驚愕。バルサの公式SNSには、次のようなメッセージが続々と寄せられている。

「なんて美しい!」
「プスカシュ賞に!」
「年間ベストゴール決定だ」
「これは忘れられない」
「お洒落すぎる」
「ファンタスティック」
「これぞ僕たちの観たかったバルサだ」

 ようやく「MSG」の3トップが機能し始めたバルサ。18日に控えているレアル・マドリーとのクラシコにもいい形で臨めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部