福岡のニューオープンのうどん店のなかでも、ふんわり&もっちり麺の「博多うどん」、しっかりコシを出す「讃岐うどん」と、麺の個性に注目。本場仕込みの本格派、オリジナリティで勝負する新進系と、店の個性はいろいろだ。あなたは、どちらが好み?

【写真を見る】「しいたけうどん」(500円)。トッピングのシイタケの肉厚感にも驚かされる! / 立ち喰い 長浜うどん本店

まずは博多うどんから3店!

■ 定番から創作系までうどんメニューは約40種!「博多うどん酒場 和八」

ふんわりとした口当たりながらヒキもある自家製麺を柱に、約40種ものうどんを用意。注文が多いのは王道の温かいダシうどんだが、13種の香辛料を使うスパイシーなカレーうどんなど創作系もおすすめ。

[博多うどん酒場 和八(わっぱち)]福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティくうてん10F / 092-409-3908 / 11:00〜24:00(LO23:30) / 施設に準じ休み

■ 魚介の旨味が凝縮したダシと平打ち麺が共演!「うどん酒場 福福」

「ラーメンTAIZO」の新業態。メインのうどんは、平打ち麺が特徴で、魚介の節からとった、香りと旨味が濃いダシとよく合う。夜はもつ鍋(1人前800円)など手ごろなつまみも充実し、酒場利用にもおすすめ。

[うどん酒場 福福]福岡県福岡市博多区博多駅前3-18-28 / 092-411-7222 / 11:30〜15:00(LO14:45)、18:00〜23:00(LO22:00) / 日曜休み

■ 博多うどんの新星!個性派のダシを味わう「立ち喰い 長浜うどん本店」

シイタケのみでとる斬新なダシが決め手。通常はダシの脇役であるシイタケを、高級な大分県産の「こうしん」を選ぶことで主役にまで引き上げた個性には感服だ。10月22日からは夜に別業態で居酒屋も営業。

[立ち喰い 長浜うどん本店]福岡県福岡市中央区長浜2-5 港ビル1F / 092-791-1333 / 6:30〜15:00(売り切れ次第終了) / 日曜・祝日休み

お次は、讃岐うどん3店!

■ 讃岐うどんをベースに優しい一杯を目指す「うどん酒場 Kaine 大名」

地鶏居酒屋「おも屋」の店主が、須崎町の「Kaine」にうどん作りを習い、開業。麺は程よいコシがあり、塩分量を控えめにすることで優しい味わいに。本店の名物・刀根鶏の刺身3点盛(680円)など酒肴も豊富だ。

[うどん酒場 Kaine(かいね) 大名]福岡県福岡市中央区大名2-9-20 山本ビル2F / 092-726-6045 / 11:30〜15:00、17:00〜24:00、日曜は17:00〜24:00 / 不定休

■ 本場仕込みの味を忠実に守り抜く正統派!「讃岐うどん 幸」

香川県のうどん専門店で修業を積んだ若き店主が切り盛り。できる限り切りたてにこだわるコシの強いの麺、ダシ共に本場の味を大切にする。特にダシは伊吹島のイリコの風味、香りが主張し、個性が際立つ。

[讃岐うどん 幸(ゆき)]福岡県福岡市東区和白東2-14-30 / 092-607-1133 / 11:00〜20:00、日曜〜15:00 / 月曜休み

■ 小麦粉本来の香り、風味が生きる自信の釜揚げ!「さぬきうどん 慶」

「コシだけが讃岐じゃない」と追求し、細麺かつ"ツルモチ"の食感を実現。小麦粉は福岡産、製粉は麺の聖地と称される香川県坂出市のいいとこ取り。扱いが難しい小麦粉が生む風味が強い自家製麺を堪能あれ。

[さぬきうどん 慶(よろこび)]福岡県北九州市小倉北区紺屋町10-5 おたふくビル1F / 093-513-3058 / 11:00〜14:00、18:00〜翌2:00(売り切れ次第終了) / 日曜休み (九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)