2チームのJ2自動降格が決定、J1参入プレーオフに回る一枠を巡って5チームが争い

 J1リーグの最終節が7日午後2時から各地で行われたなか、優勝争いとともに注目を集めている自動残留争いも決着した。

 すでに2チームのJ2降格が決まっていたなか、5チームが自動残留争いを繰り広げ、最終節で痛恨ドローに終わった湘南ベルマーレがJ1参入プレーオフに回ることが決まった。

 最終節を前にジュビロ磐田(17位)と松本山雅FC(18位)のJ2自動降格が決定。J1参入プレーオフに回る16位の一枠が残るなか、最終節を前にした時点で下記の5チームが争っていた。

12位 勝ち点37 得失点差−4 名古屋グランパス
13位 勝ち点37 得失点差−15 浦和レッズ
14位 勝ち点36 得失点差−20 サガン鳥栖
15位 勝ち点36 得失点差−25 清水エスパルス
16位 勝ち点35 得失点差−23 湘南ベルマーレ

 迎えた最終節は序盤から緊迫感が漂い、前半を終えて名古屋は鹿島アントラーズに0-1、浦和はガンバ大阪に0-1、鳥栖は清水に0-0、湘南は松本に0-0。前半終了時点で湘南の16位は変わらないまま後半へ突入した。一進一退の攻防が続くなか、最終的に名古屋が鹿島に0-1、浦和がG大阪に2-3、鳥栖が清水に0-1、湘南が松本に1-1。この結果を受けて、シーズン最終順位は以下のとおりとなった。

12位 勝ち点39 得失点差−24 清水(J1残留決定)
13位 勝ち点37 得失点差−5 名古屋(J1残留決定)
14位 勝ち点37 得失点差−16 浦和(J1残留決定)
15位 勝ち点36 得失点差−21 鳥栖(J1残留決定)
16位 勝ち点36 得失点差−23 湘南(J1参入プレーオフ)

 先制した湘南だが終了間際に追いつかれて痛恨ドロー。この結果、16位のまま終えた湘南が14日のJ1参入プレーオフ決勝(徳島ヴォルティスとモンテディオ山形の勝者が進出)へと回る。(Football ZONE web編集部)