フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド(東京都港区)は、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート「コンビニエンスストア大手3社」の購買データから消費者の購買行動を分析した結果を2019年12月6日に公開した。調査期間は18年4月〜19年10月、レシート総枚数は約130万枚。

3社の平均レシート単価やコンビニの主力商品「おでん」と「揚げ物」の全体のレシート購入金額に占めるシェアなどが明らかになっている。

ローソン「金曜日に行く」人が多いワケ

まず、コンビニエンスストア大手3社の購入状況については以下の通りだ。

・セブン-イレブン
平均レシート単価586円/レシート1枚あたりの買上点数2.8個
・ファミリーマート
平均レシート単価502円/レシート1枚あたりの買上点数2.5個
・ローソン
平均レシート単価556円/レシート1枚あたりの買上点数3.0個

平均レシート単価が最も高いセブン-イレブンと、最も低いファミリーマートの差は84円あるが、レシート1枚あたりの買上点数に大きな差は見られなかった。

続いて「来店曜日別の購入レシート金額割合」を調べた。それぞれのコンビニのピークはセブン-イレブン「土曜日(16.7%)」、ファミリーマート「金曜日(15.7%)」、ローソン「金曜日(20.0%)」だ。同社は特にローソンの結果に注目している。

「ローソンにおいてはから、7.0ポイント上昇し、で来店のピークを迎えます。その後までは下降しますが、再び4.7ポイントの上昇し、となり...」

また、ローソンのレシート購入金額割合の推移に特徴がある背景には「セールやキャンペーンの実施が来店に寄与している可能性が高い」と推測。ローソン公式ホームページ内にある直近11月のキャンペーン情報を参照し、火曜日はキャンペーンの開始日となるケースが高く、18年3月から毎週金曜(16時〜21時59分)には「揚げ物」「焼鳥」のタイムセールが実施されていることを紹介している。

ファミチキ、クリスマスパーティで一役

コンビニの主力商品といえる「おでん」と「揚げ物」にフォーカスし、全体のレシート購入金額に占めるシェアをみると、どうなるか。

まず「おでん」。各社平均割合はセブンイレブン0.7%、ファミリーマート0.2%、ローソン0.1%で、季節商品のため他商品よりも割合は小さい。ただ「店頭に並び始める8月〜10月に各社テレビCMやキャンペーンなどを投下し、それに伴い各社の購入金額も上昇していることがわかる」と発表資料にある通り、セブン-イレブンでは9月(18年は3.3%、19年は3.2%)に跳ね上がり、他の月より高い数値となっている。ピークの数値は、ファミリーマートでは「18年10月の0.6%」、ローソンは「19年8月の0.3%」だった。

続いで「揚げ物」は、セブンイレブン2.9%、ファミリーマート3.3%、ローソン3.5%となった。各社購入金額のピークは、セブン-イレブンが4月(4.7%)、ファミリーマートは3月(5.9%)、ローソンは8月(6.0%)。最も大きな伸びを見せているローソンは「dポイントカード会員先着60万人にLチキが1個無料でもらえるキャンペーン」が実施されていた影響が考えられるそうだ。なお、ファミリーマートは12月にも伸びがあった(5.1%)。主力のファミチキなどの商品が、クリスマスパーティを盛り上げるフードメニューとして選ばれていたことが予想される。