【釜山聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日午後、釜山市内のホテルでミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談を行い、両国間の人的・文化的交流促進と共生・繁栄のための実質的協力策について幅広く議論した。

 スー・チー氏の韓国訪問は2016年の国家顧問就任後初めて。文大統領は9月にミャンマーを国賓訪問している。

 会談で、文大統領は「今年両国首脳の相互訪問が実現し、来年の国交樹立45周年を前に両国関係の発展に向けた動力がさらに強化されることを期待する」と述べた。

 これに対し、スー・チー氏は「両国関係をさらに深めるため、引き続き緊密に協力したい」と応じた。

 会談終了後、韓国とミャンマーは両首脳の立ち会いの下で水産協力、職業教育協力、環境協力拡大に関する了解覚書(MOU)をそれぞれ締結した。