チームは3連敗もFG成功率75%で存在感を発揮

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が13日(日本時間14日)の敵地セルティックス戦に9試合連続でスタメン出場。ロード3連戦の初戦で21得点、2アシスト、4リバウンド、1スティールをマークし、初の2戦連続20得点超えで存在感を示した。チームは133-140で敗れ、3連敗となった。

 八村が初めて乗り込んだボストンで存在感を示した。第1Qの序盤でオフェンスリバウンドを獲得すると、そのまま左手一本で強烈なワンハンドダンク。会場が静寂に包まれた。以降、試合開始から3分経たずにパーソナルファウルを2度犯し、ファウルトラブルで出場時間も限られたが、前節に続き、20得点超えを記録した。

 試合後は「出だしは悪くなかったけど、ディフェンスが点を獲られているので」と満足感はなし。それでも、この日はフィールドゴールは12本中9本決め、成功率75%。個人としては2戦連続で結果を残した。「アグレッシブに行くということと、自信を持っていくということをやっている」と頷いた。

 第4Qに5つ目のファウルを犯した後も積極的に攻めた八村。「ファウルを気にしても仕方なかった。アグレッシブに行こうと思っていた」とし、ボストンで初めて戦った感想については「すごかった。アリーナがちょっと寒かったけど、ファンも多く、歓声も聞こえた」と話した。苦しいチームの中で一つ一つ経験を積みながら、成長していく。(THE ANSWER編集部)