U-17日本代表は6日、U-17ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の決勝トーナメント1回戦でU-17メキシコ代表と対戦し、0-2で完敗した。

オランダ代表、アメリカ代表、セネガル代表と同居したグループステージを2勝1分けの首位で通過した日本は、4日前に行われ1-0で勝利したセネガル戦のスタメンから6選手を変更。若月や西川、成岡といった主力がスタメンとなった。

グループFを3位で通過したメキシコ相手に、4大会ぶりのベスト8進出を目指す日本はフラットな[4-4-2]を採用。GKに鈴木彩艶、4バックに右から畑、鈴木海音、村上、中野伸哉、中盤に右から成岡、藤田、山内、三戸、2トップに若月と西川を並べた。

キックオフ前に激しい雨が降り出した中、立ち上がりからメキシコのポゼッションに押し込まれた日本は15分にピンチ。ディフェンスライン裏を取られ、エフレイン・アルバレスに決定的なシュートを許したが、GK鈴木がセーブした。

その後も劣勢を強いられた日本は30分、再びエフレイン・アルバレスのミドルシュートでゴールを脅かされると、36分にもピンチを迎えたが、エフレイン・アルバレスのシュートはGK鈴木がセーブした。

直後、日本にこの試合初めての決定機が訪れる。カウンターに転じ、ボックス右に侵入した三戸がシュートに持ち込んだが、GKの守備範囲だった。

ペースを掴めずにゴールレスで迎えた後半、日本は56分にピンチ。CKからマルティネスのヘディングシュートが枠を捉えるも、ゴールライン前の鈴木海音がカットした。しかし直後のCKから失点する。モリーナにボレーシュートを打たれると、ルーズボールをピスットに蹴り込まれた。

今大会初失点を受けて前がかる日本は64分に若月が枠内シュートを放つも、74分に致命的な2失点目を喫する。ボックス手前からムニョスのミドルシュートが決まってしまった。

2点を追う日本は唐山と田村を投入。88分にFKから西川がヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず、そのまま0-2で完敗。ベスト16敗退に終わった。

U-17日本代表 U-17メキシコ代表

【メキシコ】

ピスット(後12)

ムニョス(後29)