巨匠マーティン・スコセッシ監督がマーベル映画について「あれは映画ではない」と批判したことが物議を醸す中、ナタリー・ポートマンが「映画にはあらゆる余地がある」と反論した。

 『マイティ・ソー』シリーズに出演しているナタリーは「映画にはあらゆる余地があると思うわ。アートを作る方法は一つではない」と The Hollywood Reporter にコメント。「マーベル映画はとてもエンターテイニングだからこそ人気で、人は仕事終わりや、人生で大変なことがあったあとにエンターテインメントを求めるものよ」とマーベル映画を擁護した。

 スコセッシ監督の発言をめぐっては、『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラ監督も「『あれは映画でない』と言ったマーティンは優しいよ。『卑劣だ』とは言わなかったからね。わたしならそう言うがね」と追随していた。(編集部・中山雄一朗)