<ZOZO Championship 事前情報◇23日◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>
日本初開催の米国男子ツアー「ZOZO Championship」開幕を翌日に控えた水曜日のプロアマ戦で、アルバトロスが飛び出した。プロは自身の球で18ホールプレーし、アマチュアと回る方式。その『ALBA』を達成したのは、2年ぶりの米ツアー参戦を迎える石川遼だ。「まさかこんな週に出るとは」と、驚きを隠せなかった。
ZOZO会場から世界トップ選手のドライバー連続写真をお届け!これが全英王者のスイング
10番スタートの石川が魅せたのが562ヤードの18番パー5。残り261ヤードのセカンドを3Wで放ち「手前3メートルに落ちて入ったみたいですが、見えませんでした」と、ここでを2打でカップインした。「アルバトロスがあった分の3アンダーでした」と、この日のトータルスコアをひとホールで稼ぎ出した。
先週の「日本オープン」では予選ラウンドの遅れが響いたが、決勝ラウンドでは調子を取り戻し12位タイ。「先週まで試合をして、同じルーティンで入ることができているし、調子も体も悪くない」と、アルバトロスだけではない、前向きな状態で本戦に臨めそうだ。
会場のアコーディア・ゴルフ習志野CCは、台風の被害をもろに受けた千葉県にある。「ゴルフファンからしたら、誰もが見たい大会。ゴルフのチカラで元気になってもらいたいです」と、一選手、そして日本ツアーの選手会長としても、大会を盛り上げたい。そんな矢先のアルバトロス。本戦でもギャラリーを沸かせる石川らしいプレーを期待することができそうだ。
ちなみに、アルバトロスはどれくらいの確率で出るのか。近年の国内男子ツアーで見ると、2010年以降で12回。今季は「SMBCシンガポールオープン」でムン・ドヨプ(韓国)、「〜全英への道〜ミズノオープン」で木下稜介が達成している。年に2回の達成はかなりのハイペースだが、実際のところ、プロツアーで飛び出す確率は10万回に1回出ればいいほう。さすがにアルバトロスは難しいだろうが、明日からの本戦では、スーパープレーが連発すること必至。そのなかで、日本のスターも何か派手なことをやってくれるはずだ。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

■ZOZO CHAMPIONSHIP初日の組み合わせ
■石川遼 翌週の世界選手権シリーズ出場も決定
■おどける(?)松山英樹を発見!【ZOZO開幕目前ライブフォト】
■“YouTuber”香妻陣一朗がZOZOのプチ情報をお届け!【動画】
■女子も明日開幕!シブコも元気に調整中【ライブフォト】