【東京聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は22日午前、東京・羽田空港に到着し、3日間の訪日日程をスタートした。この日は天皇が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」に出席する。

 李首相は出発前に「令和時代の幕開けをお祝いし、台風被害で悲しみに暮れている日本国民にお見舞いの気持ちを伝える。安倍晋三首相をはじめとする(日本の)政界・財界の指導者と会い、韓日間の対話促進を呼びかけたい」とSNS(交流サイト)に書き込んだ。

 強制徴用訴訟問題、日本の輸出規制、韓国の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了決定などで、両国関係が悪化の一途をたどっている中、李首相は今回の訪日で両国間の対話を促すことに力を入れる見通しだ。