選手ら涙、試合後のピッチ上でリーチ主将を中心に円陣、再生回数120万超

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、東京スタジアムで準々決勝が行われ、日本と南アフリカが4強入りをかけて激突。過去2度の優勝を誇る強豪に対し、日本は健闘及ばず3-26で敗れ、涙をのんだ。9月20日のロシアとの開幕戦からちょうど1か月後、“夢の30日間”に幕を下ろした。

 ピッチ上で繰り広げられた光景に誰もが涙した。敗れた選手たちが輪を作り、円陣を組む。田村が、稲垣が、松島が……。何人もが涙を流し、肩を組む。そんな輪に向け、声を発しているのがリーチ主将だった。歴史的快進撃を演じた選手たちを鼓舞するかのように「キャプテンとして誇りに思う。みんなも誇りに思うべき」などと力強い表情で声をかけていた。

 9月20日、ロシアとの開幕戦からちょうど1か月後の10月20日。日本の夢の30日間は終わり、これが“最後の円陣”となった。大会公式ツイッターは「大きな成長を遂げた日本代表 ベスト8突破という次なる目標も、もはや夢ではありません」と記し、実際のシーンを公開。投稿直後から大きな反響が寄せられていたが、一夜明けても勢いは収まることがない。

 返信欄には「感動をありがとう」「涙が止まらん」「美しい涙だわ」「男達に惚れました」「選手の涙が素敵すぎる」「ビクトリーロードはこれからも」「ダイヤモンドの涙」ともらい泣きするファンが続出。一晩で再生回数は120万回を超え、ファンの脳裏に焼き付いていた。(THE ANSWER編集部)