業務スーパーで販売されている『くじらのバスク風トマト煮込み』という商品はご存知でしょうか。

くじらの皮と赤身をスライスし、各種ハーブとトマトソースで煮込んだ缶詰食品です。価格は相応にお高めですが、普段そう食べられない鯨肉の旨味がたっぷり楽しめる一品。ボリュームの少なささえ許せれば、一風変わった優秀おつまみとして重宝しますよ。

共同販売|くじらのバスク風トマト煮込み|354円

業務スーパーのある店舗にて、354円(税込、税抜328円)で発見しました。製造者は岩手缶詰、販売者は共同販売。くじらの皮が6枚、赤身が2切れほど入っていました。固形量は30g、トマトソースを含めた内容総量は70gになります。

スライスされた本皮はプルッとした柔らかな口当たりと独特の弾力食感。口の中で溶けるような舌触りから、トマトソースの程よい酸味と、パプリカ、ローレル、タイムといった各種ハーブの香りがほんのり広がります。バスク地方料理をイメージしたという一品で、唐辛子のピリ辛感とライプオリーブも添えられ、とにかく香り豊かな味わいです。

やはり赤身は硬めの歯ごたえで、皮とあわせて鯨肉特有の旨味はしっかり。ワインかウイスキーのお供にさくっと食べきってしまうボリュームですが、ソースの旨味が濃いのでパスタにアレンジするのもおすすめ。見かける店舗は少ないものの、ご褒美感のあるおつまみ食材が欲しい時には便利な一品ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

くじらの赤身と皮にライプオリーブを添え、トマトソースで煮込んだ缶詰食材鯨肉特有の旨味とトマトの酸味が絡んだ味で、ハーブの香りも合わさって風味豊かほのかな唐辛子のピリ辛感で、少量でもしっかりお酒がはかどるバランス業スーPBのおつまみ食材に比べたら割高だけど、高級感が欲しい時にはおすすめ