デイリーメール紙「彼らの喜びは熊本で限度を超えてしまった」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会でウルグアイ代表選手2人が13日のウェールズ戦後に熊本市内の飲食店で大暴れ。海外メディアはピッチ外の騒動に注目し、「W杯におけるレガシーが汚された」と批判している。

 A組首位の日本を含む、強豪8チームが出揃ったW杯。19日に準々決勝を控える中、D組で1勝3敗で最下位に終わったウルグアイは16日(日本時間17日)に帰国した。参加各国が合宿地などで人々と美しい絆を育む一方で、騒動を起こしてしまった。英地元紙「デイリーメール」は日本から出発直前に跡を濁したチームを厳しく指摘している。

 プール最終戦のウェールズ戦の13-35で敗退してから数時間後、選手2人が酒に酔った状態で働いたトラブル。記事では「ウルグアイのW杯におけるレガシーは汚された。母国に旅立つ前の週末に酒に酔い、事件を起こした」と批判。さらに「南米の男たちはフィジーを撃破し、世界に衝撃を与えた。だが、彼らの喜びは熊本で限度を超えてしまった」と苦言を呈している。

 熱い戦いで大会を盛り上げたウルグアイだったが、2人の行為により後味の悪さを残してしまった。(THE ANSWER編集部)