1次リーグ終了、前半戦の様々なシーンをプレーバック

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で19日に始まる準々決勝を前に前半戦で起きた名珍場面をプレーバック。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回はニュージーランドの“ファンのハカ返し”だ。2日にカナダから9トライを奪い、63-0で圧勝。試合前は戦いの舞い「ハカ」を披露し、大分スタジアムは熱狂の渦に包まれたが、試合後には選手たちを祝うようにファンの集団がド迫力のハカを披露。実際のシーンを大会が動画付きで公開し、反響を呼んでいた。

 ファンもド迫力のハカを演じていた。大勝し、歓喜の余韻に包まれたスタンド。その一角でオールブラックスのシャツを着た15人ほどの若者の集団が動いた。選手顔負けの目力で叫び、体を叩き、リズムを刻む。時には舌を出し、ピッチ上と同じような雰囲気を醸し出す。周囲の日本ファンも興味津々の様子で見つめていた。

 圧勝を届けてくれた選手たちに対し、いわば“ファンのハカ返し”。粋なシーンを大会公式ツイッター英語版は「ファンがW杯のオールブラックス2勝目を祝うため、情熱的なハカを演じる」とつづり、実際のシーンを公開した。

 また、日本語版でも同様に紹介すると「この盛り上がりは凄い!!」「オールブラックスのサポーターかっけぇ〜〜!」「これぞ16番目の選手」「オールブラックス顔負けの迫力」「サポーターのハカ格好いい!!」などと熱視線を集めていた。

 ハカといえば、オールブラックスのイメージが強いが、ニュージーランド国内では大事なイベントの際に一般の学生らも踊るなど、馴染み深いもの。ファンも精一杯の舞いで大分を盛り上げていた。(THE ANSWER編集部)