バルセロナが、思わぬ理由で苦悩しそうだ。イギリス『デリー・メール』が伝えた。

インターナショナルマッチウィークが終了し、週末から各国でリーグ戦が再開。ラ・リーガも再開するが、バルセロナは19日にアウェイでエイバルと対戦する。

日本代表MF乾貴士も所属するエイバルとの対戦で、バルセロナは今シーズン6勝目を目指すが、その前に思わぬ壁が立ちはだかった。それは移動手段だ。

バルセロナでは、2017年にカタルーニャ自治州政府が独立を強行。独立は失敗に終わったが、その試みをめぐる裁判で、スペイン最高裁判所は15日、当時のカタルーニャ独立派幹部に長期禁錮刑を言い渡していた。

その影響で、バルセロナでは数千人が街頭で抗議デモを行い、バルセロナのエル・プラット空港への道路を封鎖していた。

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この影響を受けることとなったのがバルサだ。エイバルまでは379マイル(約610km)離れているが、通常はバスク地方まで飛行機で移動し、ビルバオからエイバルまでバスで移動する。

しかし、空路が使えない場合は、この距離をバスで移動する必要が出てくるのだ。

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バルサがこのような目に遭ったのは2010年のチャンピオンズリーグ(CL)だ。バルサはCL準決勝1stレグでインテルと対戦するためミラノへと移動する必要があったが、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトルでの火山噴火により、空路が断たれ、バスでミラノまで移動した。

なお、バスでバルセロナからエイバルまで行った場合は、6時間の旅になるとのこと。普段移動には苦しんでいないバルセロナだが、果たしてどうなるのだろうか。

「スペインサッカー ラ・リーガ」
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