エルトン・ジョン(72歳)が、「マイケル・ジャクソンは心を病んでいた」と話している。“かなり昔”マイケルに初めて会ったというエルトンは、長年にわたってマイケルのことが心配だったという。

自伝「ミー:エルトン・ジョン」からの抜粋の中で、エルトンはこう振り返っている。

「僕はマイケルが13か14歳だった時から知っている。信じられないくらい可愛らしい少年だった」
「しかし、それから数年の間に、いつの間にかマイケルは世界から自分を隔離するようになり、エルヴィス・プレスリーがしたように現実からも離れていってしまった」
「彼の頭の中では何が起こっていたのか、一体どんな処方薬を摂取していたのか知る由もない。とにかく晩年に僕が彼に会う時は毎回、かわいそうなこの男は正気を失っていると思った」
「これは気楽に言っているじゃない、本当に心を病んでいた。近くにいるとこちらまで心をかき乱されるような人だった」

また、エルトンはマイケルをパーティーに招待した際のこと振り返り、気が付くとマイケルがその場からいなくなっており、エルトンの家政婦の息子と遊んでいるところを見つけたことを明かし、「理由は何であれ、彼は大人と一緒にいることができないように見えた」と綴っている。