リッチーに日本刀贈呈、笑顔の2人の姿に反響続々

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の8強入りを果たした。一方で無念の敗退となったティア1国の、FLジェイミー・リッチーがインスタグラムを更新。日本の主将リーチ・マイケルから刀を贈呈された1枚を公開し、感謝とエールをつづっているが、この投稿がファンの反響を呼んでいる。

 試合では激しく戦った両者も試合が終わればノーサイドだ。日本からスコットランドへ粋なプレゼントが贈られた。リッチーはインスタグラムに、リーチとの2ショットを投稿。手には刀を手にしている。2人は肩を寄せ合い、そして表情は実にすがすがしい。

 日本刀のプレゼントは相手への敬意という意味を込めて渡す日本代表の儀式。開幕ロシア戦でも日本側がマン・オブ・ザ・マッチに選出した相手選手に渡していた。試合の途中ではリッチーと田村優が一触即発となるシーンもあったが、何度もタックルを決められ、3度のジャッカルでボールを奪われるなど、素晴らしいパフォーマンスを発揮していた。

 リッチーは「昨夜はタフな戦いだった。結果や家路につくことは残念だが、彼らは優れていた。日本代表からこの刀を頂き、嬉しく思う。ピッチ上では死力を尽くす、しかし最後の笛が鳴れば、そこには尊敬しかない」などと感謝をつづっていたが、この投稿にはファンの反響も相次いでいた。

リッチーの投稿にファンも拍手「また日本にきてください」

「アメージングな試合をありがとう」
「あなたのジャッカルは日本の脅威だった」
「ナイスジャッカル!!」
「スポーツマンシップ!」
「リスペクトしかない」
「あなたは最高の選手」
「クール!! また日本に来てください」
「またプレーしよう!!」
「ノーサイド!」

 このように、リッチーのプレーを称える日本ファンからの書き込みが殺到していた。スコットランドにとっては早すぎる終戦を迎えたが、その姿は脅威と、そして感動を呼んでいた。(THE ANSWER編集部)