フリーアナウンサー古舘伊知郎(64)が13日、都内で行われた一日限定のスペシャルマッチ『尿酸値が気になる世代が集う! 戦う! 応援する! 尿酸値プロレス』に登場。新日本プロレス『ワールドプロレスリング』で一躍スターダムにのし上がった古舘の名実況が復活した。

【写真】小島聡のチョップに悶絶する古舘伊知郎

 『明治プロビオヨーグルトPA-3』が贈る同スペシャルマッチは、「尿酸値と戦いながらも、第一線で活躍し続ける往年のレスラー」として小島聡選手&天山広吉選手 vs 永田裕志選手&田口隆祐選手扮する「尿酸値気になりマスク」のタッグマッチを実施。古舘とは「現役で実況している頃からの付き合い」という獣神サンダー・ライガー選手が解説を務めた。

 古舘がプロレス実況に臨むのは、1998年4月4日開催の「アントニオ猪木 vs ドン・フライ」戦以来、約21年半ぶり。この日も衰え知らずの“舌好調”ぶりで会場を沸かせた。小島が高速チョップ連打を繰り出すと「まるで子どもが駄々をこねているよう!」と軽妙に例え、永田が3カウントギリギリで逃れた際には「カウント2.6! 『PA-3』の乳脂肪分と一緒であります!」と、即座に宣伝も挟むアドリブも披露した。

 大技が飛び交う展開の一方、「尿酸値気になりマスク」が痛風の発作で倒れ込むなど、『尿酸値プロレス』ならでは(?)のアクシデントも。結果は引き分けとなり、古舘は「アイドリングが終わった辺りで試合が終わった。実況的にワガママを言うと残念です」と名残惜しそうに締めた。

 試合後のトークイベントでは、古舘自ら志願する形で小島の高速チョップ連打をくらい「首を鍛えてない素人が受けると頭が痛くなるんですね…。文字通り、胸に刻みます」。囲み取材でも「年がいもなく昔に戻った」と晴れ晴れしい表情を浮かべ「昔の自分のボキャブラリーが、今の時代に対応できてなかったのかな」と反省しながらも「10点満点で6点。一応、及第点はもらえたかな」と自己採点をしていた。

 古舘の名調子に、出場選手たちは口々に感謝した。特に「子ども時代に古舘さんの実況で育った」という天山は「古舘さんに憧れて(プロレス界に)入ったと言っても過言でない。きょう、実況していただいて光栄です」と感無量の表情。これには古舘も「一流の方々に絶賛されると、これこそが生前葬なんだなと思います」とほほ笑んでした。