紫色の色素は抗酸化力たっぷり!

夏から秋にかけて旬を迎えるナス。特徴でもある紫色の色素はナスニンと呼ばれるポリフェノールの一種なので抗酸化力があります。そして、コレステロールの吸収をセーブするという嬉しい働きも!実はナスってビューティーフードなんです。

さらに、煮る、焼く、炒めるなど、どんな調理法で取り入れてもおいしく仕上がるのもナスの魅力。味噌をつけて焼いたり、揚げナスにしたりと、和風メニューのイメージがあるナスを、今回は見た目も華やかな洋風にアレンジ。おもてなしメニューとしても活躍します。

秋ナスのステーキ

【材料】(2人前)
ナス…3本
ミニトマト…5個
イタリアンパセリ…適量
レモン果汁… 大さじ1
ビネガー…大さじ1
エキストラバージンオリーブ油…大さじ4

【作り方】
1 ナスを縦半分に、ミニトマトを細かく切る。
2 オリーブ油大さじ3を入れたフライパンに皮を下にしてナスを並べ、中弱火にかけてじっくり焼いていく。焦げ目がつくくらい焼けたら、裏返して残りのオリーブ油を入れてオイルを染み込ませながらじっくり焼いていく。
3 ボウルにレモン果汁、ビネガー、1のミニトマトを入れて混ぜ合わせる。
4 お皿に2を並べて3を上からかける。トッピングにイタリアンパセリを散らす。

このレシピはナス本来のおいしさを堪能するメニューです。オリーブ油を2回にわけて入れてじっくりと焼くことがポイントに。より旨味を引き出してくれます。

レシピ・原稿:木川食堂
姉妹で経営するヴィンテージショップ「KIRA CLOSET vintage」での食事会で振る舞われるメニューが話題。誰もが真似できるお手軽レシピでありながら、さり気ないおもてなし感が特徴。

http://kiracloset.jp/

撮影:片岡祥