14歳のとき、ミュージカル『テニスの王子様』(以下『テニミュ』)で4代目・越前リョーマ役を演じて人気を獲得。NHK大河ドラマにも出演するなど俳優として着実にステップアップする中、18歳で芸能活動を休止。まぶしいスポットライトを浴びる場所を、阪本奨悟は自らの意志で降りた。

その後、地元・兵庫に帰り、ミュージシャンとして再出発。激しく人が行き交う大阪・梅田の路上で、ひとりギターをかき鳴らすところからリスタートした。

横浜アリーナのステージに立ち、12,000人の観衆を沸かせたあの頃からは想像できないような悔しさや歯がゆさを、何度も味わった。自分がどれだけたくさんの人に支えられ、それに甘えていたのかも初めてわかった。

そんな挫折を経て、彼は再びこの世界に帰ってきた。現在は夢だったシンガーソングライターとして、大好きな音楽と向き合っている。

2018年には、ミュージカル『刀剣乱舞』〜結びの響、始まりの音〜で2.5次元舞台の世界にもカムバック。「自分から離れたのに、また戻ってくるんだと思われるんじゃないか」という不安もよぎった。それでも決断に踏みきれたのは、試行錯誤を重ねた彼らしい“開き直り”があったから。

26歳。大人になった阪本奨悟は、“可愛い”だけじゃない、自分の手で道を切り開く男の顔をしていた。

撮影/後藤倫人 取材・文/横川良明
スタイリング/澤崎智彦(S-14) ヘアメイク/木内真奈美(Otie)

自分で道を切り開きたい。阪本奨悟が表舞台から消えた理由

今の阪本さんのことを知るためにも、少し時間をさかのぼって話を聞いていきますね。まずは18歳で芸能活動を休止し、事務所(アミューズ)を離れた頃、いったいどんなことを考えていたのか改めて聞かせてください。
僕は11歳の頃から芸能の仕事をしていました。でも、それは自分がやりたいと思って始めたわけではなく、母親が勧めたからやっていた、そんなスタートでした。だから楽しんではいたんですけど、どこか自分で積み上げてきた感触がなかった。そういう自分のことをカッコいいと思えなくて、ずっと悩んでいました。
そんな阪本さんを見た俳優仲間から、「目が死んでいる」と言われたとか。
たぶん本当に死んでいたんだと思います。それは自分でもわかっていました。

その頃は音楽をやりたい気持ちが強くて。でも、そのまま役者の延長で音楽をやることが、どうしても自分の中で許せないというか、何か違うんだよなっていう感じでした。普通に考えたら、チャンスを掴むうえで、それがいちばん頭のいい方法なんですけどね。
それができなかったのは、なぜなんでしょう?
何かひとつ、自分で積み上げたと言えるものが欲しかったんだと思います。自分で選んで、自分で手にして、自分で切り開いていくっていう、そういう充実感をすごく求めていました。
そして事務所を辞め、地元に帰って音楽活動を開始。大阪駅前で路上ライブをしていたそうですね。
最初は全然足を止めてくれる人もいなくて。自分はこんなにも厳しい道を選んでしまったんだって痛感しました。気持ち的にも病んじゃって、「あ、これじゃダメだ」って本心で思ったことを覚えています。

12,000人より価値を感じた、わずか50人のライブ

阪本さんの目にもう一度光が宿ったのは、いつでしょうか?
路上ライブを続けていくうちに、少しずつ聴いてくれる人が増えてきて。自分の音楽で、知らない誰かに認めてもらえること、評価してもらえることがうれしくて。そこからですね、また前を向いて音楽に取り組めるようになったのは。

中でも大きかったのが、ライブハウスでライブをやらせてもらったんですよ。50人入ればいっぱいになるような小さいハコなんですけど、僕にとっては限りなく広く思えたし、めちゃくちゃ興奮していました。ステージに立ったら、目の前に僕を待ってくれているお客さんがいて。あのときの光景は今でも鮮明に覚えています。
かつてはキャパ12,000人のステージに立っていたことを考えると、50人という数字は微々たるものに思えますが、そうではなかった。
もしかしたら12,000人よりも価値を感じていたかもしれません。決して『テニミュ』に出演したことを否定する意味ではなくて。あの頃の僕は、12,000人という数字の重みをまったくわかっていなかった。

でも、路上でギター1本からやり直して、誰にも聴いてもらえない苦しさをさんざん味わったからこそ、50人のお客さんが自分の音楽を聴きに来てくれたことがうれしかったし、生きているって思えた。「自分の歩きたかった道はこれなんだ」ってはっきり感じました。
その後、しばらく自主的に音楽活動を続け、2015年に古巣のアミューズに復帰しました。自ら背を向けた事務所に戻るのは覚悟のいることだと思うんですが、この経緯を聞かせてもらえますか?
僕がまだ事務所にいたときから、ずっと気にかけてくれているスタッフさんがいたんです。で、あるとき、その人に「バンドをやりたいんですけど、メンバーが揃わなくて、まだできていないんですよね」という話をして。

そしたら、「そんなの逃げてるだけじゃない? ギターも弾けるんだし、歌も歌えるんだから、ひとりでもできるはず。バンドをやりたいのは、単に自分ひとりだと怖いからじゃない?」と言われて。もう図星でしたね。だからこそ、すごく悔しかったんです、その言葉が。
自分の甘さを指摘されることで、奮起できた。
そこから「何くそ!」という気持ちで音楽を続けて、対バンライブにもどんどん出て、東京のライブハウスに呼ばれる機会が増えていきました。そんなときに、あるレーベルから声をかけていただいたんです。それで、まずはちゃんと筋を通さなくちゃと、そのスタッフさんに報告に行きました。

そしたら、「だったらもう一度アミューズに戻ってきて、うちでやらないか」と。想像もしていなかったお話だったんですけど、小さい頃からずっとお世話になっていた事務所ですし、もう一度やらせていただけるならこれ以上の場所はないと思って、二つ返事でお受けしました。

休止前の自分は、音楽に命を懸けられていなかった

復帰後は俳優活動にも再び取り組まれていますよね。音楽に専念したいと自分から決別した俳優業にもう一度挑戦したのには、どんな気持ちの変化があったんでしょうか?
役者をいったんストップして音楽だけをやったことで、役者の経験が音楽に活きているなって感じられたことが大きいです。音楽とお芝居。僕はこのふたつをずっと分けて考えていたんですけど、そうじゃない。ちゃんと、どちらも通じ合っているんだって気づけた。

むしろ、「ずっとミュージカルをやっていたのに、どうして気づけなかったんだろう?」って思うぐらい、僕の中で考えが変わって。お芝居をすることで僕の引き出しが増えて、歌詞を書くときのヒントにもなる。だから、今はいただけるチャンス、役はどんどんやっていくべきだって考えています。
「どうして気づけなかったんだろう」とおっしゃいましたが、ぜひ聞きたいです。なぜ活動休止前の自分は気づけなかったんだと思いますか?
あの頃の自分は、きっと音楽に命を懸けられていなかったんだと思います。あんなアーティストになりたいなとか、そういう漠然とした憧れだけ。もちろん、どんな夢もそういう憧れから始まるものだとは思うんですけど、表面的なことしか見られていなかったんだなって。
それが、事務所を離れて音楽に命を懸ける日々を送ることで、どう変わったんでしょうか?
いちばんは、もっと貪欲になれた。『テニミュ』にしても、テレビドラマにしても、活動休止前の僕はずっと人から与えられてばかりだった。

それが全部なくなって、自分からどんどん吸収しないと何もプラスに持っていけない環境に身を置いたことで、どんな経験も糧にしていかなくちゃ、という貪欲さが芽生えたんです。音楽に本気になれたからこそ、役者という仕事にも本気で向き合う覚悟が決まりました。

「また2.5次元に戻ってくるんだ」と思われるのが怖かった

では、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演するのは、阪本さんにとって自然な流れだったと言えるでしょうか?
そうですね。あれだけ大きな作品ですから絶対吸収できるものはあると思ったし、今まで音楽をやり続けてきた自分の力を何か発揮できるんじゃないかとも思いました。

ただ、二つ返事ではなかったです。決めるまでに、じっくり考える時間はいただきました。
それは、何に対する迷いがあったからですか?
やっぱり僕は小さい頃から2.5次元という世界で生きてきて。そこを、音楽をやりたいって自分から離れたわけじゃないですか。

「それなのに、また戻ってくるんだ」って、2.5次元を応援しているファンの方々から思われちゃうんじゃないかって。
正直に言うと、最初に堀川国広役で阪本さんのお名前が発表されたとき、驚きもありました。
だから、悩んでいましたね、どうしようって。
最終的に、出演の決め手となったのは?
僕が悩んでいたことって、全部過去の自分についてなんですよね。たしかに2.5次元から離れたのは事実だし、そんな僕を見て「フラフラしてる」って思う人もいるかもしれない。

でも、そもそも過去の自分だって、そんな大したことないよなって。そんな小さなことを気にしていてもしょうがない。

大切なのは、これからの自分にとってプラスになるかどうか。「この選択がプラスになると思えるなら、周りにどう思われたっていいじゃん」って開き直れたことで、迷いはなくなりました。
たとえどう思われても、舞台に立って、そこでどんなパフォーマンスを見せるかが、答えになるわけですしね。
そうですね。だからこそ、歌も上手くなったし、お芝居ももっともっと成長しましたよというところは絶対に見せようって思いました。
阪本さんがかつて2.5次元に出ていた頃とは、共演者の顔ぶれもガラリと変わっていたかと思います。
なので、相方である和泉守兼定役の有澤樟太郎くんにはすごく助けてもらいました。

彼のほうが『刀剣乱舞』の世界をよく知っているので、いろんなことを教えてもらったり。同じ兵庫県出身ということもあって、居心地のいい空気を作ってくれた。すごく感謝しています。

ピアノとエレキギターに託した、遥馬理久と狩矢光の個性

10月9日には新曲『無限のトライ』が発売されました。阪本さんが主人公・遙馬理久の声優を務めるテレビアニメ『トライナイツ』の主題歌でもあります。
最初にまず声優としてお話をいただきました。自分で主題歌も歌えたらいいなと思っていたので、念願叶ってうれしい限りです。
いつも楽曲を作るときは詞が先ですか? それとも楽曲?
曲が先ですね。今回は、まず疾走感と躍動感をベースに置いて、メロディーを考えているときもテンポを意識してイメージを膨らませていきました。
ヒントにしたものはありますか?
もちろん原作はしっかり読ませていただきました。あとはやっぱり実際のラグビーの試合ですね。あの空気を感じたうえで、どんな曲が求められているのかを考えました。

『無限のトライ』では最後にシンガロング(オーディエンスとアーティストが一体となって歌うこと)を入れているんですけど、それもラグビーの熱さやチーム感を表現したいなと思ったからなんです。
イントロからピアノが効いていて、透明感もありますよね。
『トライナイツ』は、理性的で頭脳派の遥馬理久と、野生的で獣のような狩矢光(声/KENN)という対照的なふたりのキャラクターが軸になっているお話。このふたりの個性をサウンド面でも表現したいなと思ったんです。

理性的でソフトな理久を音で表すならピアノだし、光ならやっぱりエレキギターだよな、と。間奏ではピアノとエレキギターのソロが交互に来るようにしました。それがその後ユニゾンになることで、ふたりの個性がひとつになるイメージを表せたらなって。
詞だけじゃなく、楽曲においても物語性を大事にされているんですね。
そうですね。サウンド面でもちゃんと歌詞のテーマが伝わるようにしたいなとは、いつも考えています。

「奨悟って完璧な人間なの?」今も胸に刻む福山雅治の言葉

個人的には2番の「才能が無いとか 運が無いとか そんなの逃げているだけだって」という歌詞が好きです。共感できましたし、ご本人が自分の肉を切って書いたフレーズのような気がして。
ありがとうございます。そうですね。たしかに普段から、ちょっとそういうことを言いがちなので(笑)。

でも才能とか運のなさを嘆いたって何かが変わるわけじゃないし、だったら一生懸命何かに夢中になっているほうが楽しいよなって、最終的にはいつもそこに辿り着くんです。なので、自分の思っていることを包み隠さず書こうと思いました。
1stシングルの『鼻声/しょっぱい涙』で福山雅治さんのプロデュースを受けた際、「本当のことを書かなきゃダメだ」「自分で感じてきたことをしっかり考えて書かないと」とアドバイスをもらったと話されていましたよね。
福山さんにプロデュースをしていただくまでは、歌詞を書くときもカッコつけてしまって、自分の弱い部分を出したくなかったんですね。でもそれじゃ綺麗にまとまっているだけで、何も伝わらないものになる。福山さんに聞かれたんです。「奨悟って、こんなに完璧な人間なの?」って。

自分がいろんなアーティストさんの音楽を聴くときも、やっぱりそこに血が通ったものがあるから共感するんだなって。僕は全然、完璧な人間なんかじゃない。だったらそういう弱さも含めて、もっと生々しくリアルに描いていこうと今は考えています。
昔の自分だったら書けなかったことが、今なら書けるようになったという部分も?
すごくあります。今までなら何を書いたらいいかなというところから始まって、「夢とは?」みたいな、もっと漠然とした、書いている時間軸が広いイメージだったんですけど、今はギュッとフォーカスを絞れるようになったというか。

たとえば、『無限のトライ』は挫折からまた立ち上がろうとする一瞬を描こうと思いました。だからこそ、その一瞬の景色を明確に想像できるようになったし、歌詞もより具体的になった。小さな世界ですけど、瞬間を切り取るということを今まで以上に意識するようになりましたね。

理久の挫折を知り、自分自身を見ているような感覚に

「挫折」という言葉が出ましたが、主人公の理久は、一度はラグビーの世界から離れた、挫折を抱えたキャラクターです。阪本さん自身の境遇と重なるところが多いとも感じました。
たしかに生い立ちを知ると、自分自身を見ているような感覚になりました。実際、挫折を経験した人間だから出てくるセリフがいっぱいあって。アフレコのときも、自分自身の経験を掘り起こしながら臨ませていただきました。
とくに気持ちがシンクロしたセリフはありますか?
「傷を癒やすために必要なのは、負けた相手にもう一度勝つことだ」というようなセリフがあって。負けたからって逃げ続けちゃいけない。もう一度戦って勝つことで、人は挫折を乗り越えられるという意味なんですけど。

僕も地元に帰って、苦しい経験もして。だからこそ、この世界に戻ってくるときは絶対成功しなくちゃいけないという思いがあった。自分のバックボーンも含めて、すごくリンクするセリフでした。
声優としてマイクの前で演じることと、俳優として舞台に立って演じることで、どんな違いがありましたか?
舞台だと空間が広いので、できるだけ遠くにいる人にまでセリフを伝えようとするんですけど、アニメは距離感がリアルだから、舞台の感覚でやると大げさに聞こえてしまうんです。声の出し方からもう全然別物でした。
絵に合わせて演じるぶん、セリフの間合いや尺も決められていますしね。
このセリフは何秒から何秒のあいだで収めないといけないとか、普段やっているお芝居ではないことなので、最初はちょっと苦戦しました。

そこでKENNさんに教えてもらったのが、事前に台本に秒数を書き込むというもので。いただいた映像にタイムが記録されているので、まずはそれを見て、全部のセリフの秒数を書き出して、それを参考にしながら練習することで、少しずつ感覚を掴めるようになりました。
アフレコ中はKENNさんとコミュニケーションをとることが多いですか?
そうですね。最初のうちは、尺が決まっている声優の演技に窮屈さを感じていたところがあったんです。でも、あるときKENNさんが「声優の演技は、人形劇のようだと思っているんだよね」とおっしゃっていて。

人形劇って、人形を作る人がいて、動かす人がいて、声を当てる人がいる。ひとりではできないのが、人形劇の面白さ。

同じように、アニメもいろんな人が関わることで、ひとりのキャラクターができあがっていく。それがパズルみたいで面白いんだとKENNさんはおっしゃっていて。たしかにそれは役者では経験できないことだし、オンエアを見て、改めてその言葉の意味を実感しました。
アニメーターさんたちが魂を込めて描いた絵に、命を吹き込むのが声優という職業。最後にバトンを預かるような責任感がありますね。
そう思います。自分の声が絵に乗ることで、キャラクターになりきれているような感覚があったんです。そこが役者では感じられない魅力だし、楽しいなと思ったところでもあります。

悔しさも、苦しさも、今は全部楽しめるようになった

活動休止前の自分を「カッコいいと思えなかった」とおっしゃっていましたよね。そこからいろんなことがありましたが、今の自分自身を見てどう思いますか。
(大きく手を広げて)「どうですか、阪本は!」というふうには、まだ全然なれないです(笑)。もっともっとスゴい人はいっぱいいるし。

でも、だからこそ、前よりは楽しめる部分もあるかな、と思っています。
楽しめる部分?
早く武道館に行きたいなとか、何で自分はこんなにノロマなんだろうって思ったりもするんですけど、そういう悔しさも全部楽しめたらいいなって。

前までは、ただただ腐っているだけだったんですよ。でも、今はそのネガティブな気持ちも全部楽しんで、噛みしめて、曲作りの糧にできる。マイナスな感情も含めて、全部がエンターテインメントになると僕は思っているので、もがいている自分とちゃんと向き合っていきたい。
過去の歌詞を振り返って、あのときの自分だから書けたと思うこともありますか?
それは思います。曲はすべて自分の分身なので、どの曲にもそのときの自分がいるような感覚なんです。「ちょっと中二病だったんだな」って思うこともあるし(笑)。
では『無限のトライ』で、今の自分だから書けたと思うフレーズはどこですか?
2番の「本当に欲しかったものは」からの3行ですね。これは今、自分がそう思いながら過ごしているから書けた歌詞。ここがいちばん、歌詞もメロディーも気持ちよくスッと出てきたんです。自分にとって、今いちばん伝えたいことなんだと思います。
「ただ我武者羅になれる その瞬間(とき)を」と続きます。今、阪本さんは我武者羅になれているなと感じますか?
はい。我武者羅にやることで、不安とか後悔も忘れられる気がするんです。今この瞬間を楽しむために必要なのは、目の前のことに夢中になること。これは、普段から僕自身が思っているメッセージでもあります。
最後に、阪本さんのように挫折を味わったり、今まさに大きな壁にぶち当たっている人に声をかけるとしたら、何と伝えてあげたいですか?
まずは一緒に頑張りましょうって伝えたいですね。僕自身もまだまだ全然成功しているわけじゃないですし。

結果って、いつついてくるかわからなくて、だからこそ、結果が出ないあいだって本当に苦しくて。でも、頑張るしかなくて。そういうもどかしい時間って、そこに身を置いている人からすると本当にキツいんですけど、でも絶対にかけがえのない時間でもあると思うんです。

だって、結果を掴んでしまったら、その苦しんでいる時間も終わりだから。そう考えたら、悔しいとか苦しいとかって今を全力で生きている証拠なんじゃないかって。何かに燃え上がれているからこそ、悔しいって感じられる。それってすごく誇らしいことじゃないですか。

だから、思う存分悔しがって、思う存分やりたいことをやるべきだって思います。僕も頑張ります。
阪本奨悟(さかもと・しょうご)
1993年6月13日生まれ。兵庫県出身。O型。2004年、11歳で芸能界入り。2007年、ミュージカル『テニスの王子様』に4代目・越前リョーマ役で出演。2011年末に芸能活動を休止し、翌年よりシンガーソングライターとして活動を再開。自主活動を経て、2015年より本格復帰。2017年にシングル『鼻声/しょっぱい涙』でメジャーデビューを果たす。2018年よりミュージカル『刀剣乱舞』にて堀川国広役を演じる。2019年、テレビアニメ『トライナイツ』で主人公・遥馬理久の声を担当。10月9日、同作の主題歌『無限のトライ』をリリース。

CD情報

3rdシングル『無限のトライ』
10月9日(水)リリース!

左から初回限定盤[CD+DVD]、通常盤[CD]

初回限定盤[CD+DVD]
¥4,800(税抜)
通常盤[CD]
¥1,200(税抜)

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、阪本奨悟さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年10月14日(月・祝)12:00〜10月20日(日)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/10月21日(月)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月21日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき10月24日(木)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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  • 賞品発送先は日本国内のみです。
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