フィオレンティーナに所属する元フランス代表MFフランク・リベリが記録的な移籍後初ゴールをマークした。

リベリーは今夏、12年間在籍のバイエルンを退団。新たな活躍先としてフィオレンティーナを選び、ホームで行われたセリエA開幕戦のナポリ戦に78分から出場して新天地デビュー。ホームで行われた第3節のユベントス戦で移籍後初先発を果たした。

開幕から出場チャンスを掴み続けるリベリは、22日に敵地で行われた第4節のアタランタ戦のスターティングメンバーにも名を連ねて、2試合連続の先発。終盤に2点差を追いつかれ、勝ち星を逃した試合だったが、リベリは待望のゴールを記録した。

カウンターに転じた1点リードの61分、右サイドを駆け上がったイタリア代表FWフェデリコ・キエーザがクロスを供給すると、ボックス中央に猛進したリベリが滑り込みながら左足ダイレクトボレー。相手GKもノーチャンスのゴール右下隅に突き刺した。

様々なデータを集計する『Opta(@OptaPaolo)』の調べによれば、36歳168日での外国籍選手のセリエA初ゴールは、リーグ史上最年長記録を樹立するものだという。

新たな挑戦先としてイタリアに身を置くリベリ。その新天地で初ゴールが生まれた今、今後のさらなる活躍にも注目だ。