公式サイトより

 平松愛理が、9月19日放送の『ノンストップ』(フジテレビ系)で、1992年のヒット曲『部屋とYシャツと私』の続編『部屋とYシャツと私〜あれから〜』を制作した理由を明かした。

 続編を作って欲しいというオファーは以前からあったが、これまではすべて断ってきたという。

 だが、「(デビュー)30周年が近づいてくるちょっと手前で、ふと考えたんです。30年前と違ってきたこと、これからも変わらないでいて欲しいことというのが、このタイミングじゃないと(表現できない)。きっと5年とか経ったら書けないだろうなと思ったんです」と、いまの心境や夫婦観を込めたという。

『部屋とYシャツと私〜あれから〜』では、「浮気したら私は子供を守る」「幸せは夫婦別室で」などの、夫婦の関係性の変化が描かれている。

 自身は、1989年にデビューした当時、子宮内膜症に悩まされ、医師からは「お子さんは無理でしょう」と言われたという。それでも長女を出産し、その後、子宮摘出、離婚などを乗り越えてきた。

 さまざまな経験を経て「ちょっと痛い思い出とか、いろんな人との大きな別れとか、そういうこともすごくいいように受け止められるようになった」と話していた。

 平松は2017年10月26日放送の『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京系)で、『部屋とYシャツと私』の印税についてコメント。

 当時の平松は給料制で、「人に言われるとビックリされるぐらい(安かった)」とし、ギャラ上げ交渉するまでは「月15万円ぐらい」だったという。

 番組が印税額を計算すると、その額は4655万円になった。その金額に平松は「どこいったんやろ……」とトボけて、笑いを誘っていた。

 愛情を込めつつ、ひとひねりある歌詞が人気の平松。新曲も話題を呼びそうだ。