スマートフォンで利用できるGoogleマップの「ナビ」は、画面と音声案内で目的地まで道案内をしてくれる本格的なカーナビ機能だ。実際にGoogleマップをカーナビとして活用している人も多い。

スマートフォンのカーナビを使ったドライブでは、同時に音楽も流しているという人も多いだろう。

しかし、曲の選択や変更では、いちいち音楽アプリとナビ画面を切り替えないといけない。これは結構な手間だし、面倒くさい。

実はGoogleマップのナビ画面では、音楽アプリと連携してプレイヤーを表示できる機能があるのだ。

今回は、Googleマップのナビ画面で音楽を再生する方法をご紹介しよう。


■Googleマップで連携できる音楽アプリの種類は?
Googleマップのナビと連携できる音楽アプリは、以下のとおり。
iPhoneとAndroidではアプリが異なる点にも注意が必要だ。

事前に連携したい音楽アプリをインストールし、利用登録を済ませておこう。

●iPhoneの場合
・Amazon Music
・Spotify

●Androidの場合
・Google Play Music
・Spotify


■ナビと音楽アプリの連携設定を行う
それでは、Googleマップのナビと音楽アプリの連携手順をご紹介しよう。

ここでは、iPhoneの場合を例に解説する。

1.Googleマップの設定を開く
「Googleマップ」アプリを起動し、メニューの「設定」をタップ。




2.「音楽再生コントロール」を開く
設定項目の中から「ナビ」を開き、「音楽再生コントロール」をタップする。




3.連携する音楽アプリを選ぶ
連携可能なアプリの一覧が表示されるので、連携したいアプリ名をタップする。ちなみに、ここではSpotifyを選択した。




4.確認画面から音楽アプリを開く
音楽アプリを開くかどうか確認画面が表示されるので、「開く」をタップする。




5.連携を承諾する
Googleマップとの連携を許諾するがどうか画面が表示されるので同意する。これで、設定は完了だ。





■Googleマップのナビ画面で音楽を再生する
連携の設定が完了したら、あとはナビ利用中の画面で音楽を再生できるか操作してみよう。

1.目的地を検索してナビを開始
Googleマップで目的地を検索し、「ナビ開始」をタップする。




2.ナビ画面で音楽アプリのアイコンをタップ
ナビ画面に切り替わったら、下に連携済みの音楽アプリのアイコンが表示されるので「再生を続行」をタップする。




3.音楽の再生がスタート
プレイヤー画面が表示され、再生がスタートする。停止や前後の曲への移動もここから簡単に行える。




4.曲やチャンネルを切り替える場合
プレイヤー下の「閲覧」をタップすると、曲やチャンネルの切り替えが可能だ。





Googleマップのナビを利用している人は、今回ご紹介した方法を使えばスムーズに音楽を楽しめる。

お気に入りの曲をBGMにして、快適に運転を楽しもう。


執筆:しぶちん(ITライター)