ひとつの恋が終わった時、彼からプレゼントされた物をどう処分するか?は悩ましいところ。
「あ、この指輪は付き合って一年目の記念に貰ったんだ」
「このお揃いのネックレスは私の誕生日にプレゼントされたんだっけ……」
な〜んて感傷に浸ったことのある女性もいることでしょう。
今回、女子のホンネに迫ったハウコレアンケート
“Q;元カレから貰った物って捨てる?捨てない?”ではなんと「捨てない」が65.8%、「捨てる」が34.2%と、捨てない派が優勢となりました!
その気になる中身を見てみましょう。
■●「物には罪はない!!」「もったいない!」
「物に罪はない。自分で買ったことにして使う」(30才/女性/美容)
「物に罪はない!さすがにペアだったものは身につけられないけど、お揃いで買ったTシャツは部屋着になりました(笑)」(22才/女性/大学生)
「ものに罪はない!気に入ってるものは使います」(17才/女性/高校生)
「未練があるわけじゃないけど、まだ使えるものは捨てない」(21才/女性/大学生)
「だってせっかくもらったんだもの、捨てるなんてもったいない」(18才/女性/ホテル・旅行)
――女子のホンネでもっとも多かったのが「物には罪はない!」という意見。
ペアやお揃いのものは捨て、活用できるものは残すという女子も多数。
貰ったものを「あの人との思い出の品」として手元に置いておきたいということでなく、本当にそれを「モノ」として割り切って使えるなら捨てる必要はナシ!!
・「もらった時点でこれは私の物だから」(26才/女性/医薬品・化粧品)
という力強いコメントには脱帽(笑)
「物は物でしかない」……元カレになんの未練もなく、キレイサッパリ別れられたなら貰った物を持っていても問題ないのです。
逆に元カレに未練がある場合は捨てた方がいいでしょう。
■●高価なものだから、ブランド品だから
「物によるけど、高い物とか使えるものは取っておく」(21才/女性/大学生)
「ブランドバッグとかネックレスは捨てられないし使えるから使う」(21才/女性/医薬品・化粧品)
「高価な時計などは捨てずに使います!もったいない笑」(32才/女性/IT)
「指輪は捨てるかもしれないけどその他の高価なものは勿体無い!言わなきゃわからないし…」(24才/女性/医療・福祉)
「元彼からホワイトデーに貰った高級ブランドのパスケース。結婚してからも普通に使っています」(32才/女性/学校・教育関連)
――元カレからのプレゼントを捨てられない理由の一つは「高価なもの」だから……。
服に合わせやすいジュエリーやバッグ、高額なブランド品なら手元に残しておきたいのが女心(笑)
イマ彼には言わなければわかんないし、もし「素敵なの付けてるね」と聞かれても自分で買ったことにするという人も……。
安物や売れない物ならソッコーゴミ箱行きですが、「使えるものは使う」のが女の生活の知恵というもの。
女はとっても合理的、「使えないもの」には見向きもしないのです。
一方「捨てる派」の意見も覗いてみましょう。
■●貰ったものを捨てるのは「思い出したくないから……」
「全て綺麗さっぱり忘れたいから。何か物が残っていると、相手への想いを断ち切れなくなる」(21才/女性/学校・教育関連)
「運気が下がりそう!思い出したくない」(27才/女性/小売)
「物が残っていると、どうしても思い出してしまうから。処分することで気持ちに踏ん切りもついて、次の相手へ前向きに付き合えるあと、売れそうな物は売って臨時収入♪」(25才/女性/フリーター)
――女性が、物を始末するのは単に捨てるという物理的なことよりも「自分の思いを断ち切るため」と言えるでしょう。
それを見ると悲しくなる、もしくは不愉快になるなら、そばに置いておくのは危険!!
嫌な思い出は削除、目の触れないようにしてしまいましょう。
ダメになった恋を早々に成仏させるのは、次の恋を呼び寄せるためなのです!
■●最後に神崎桃子から愛のメッセージ
元彼に貰ったものを捨てない派も捨てる派も、どちらにしてもそれは相手との別れ方や思い出によると言えるでしょう
別れてすぐにその恋をうまく葬ることができるなら、捨てる必要はありません。
心がそこになければ品物があっても前に進むことができるでしょう。
しかし、彼への思いを消化できずにモヤモヤした気持ちが残っているなら、品物を見るだけで苦しくなってしまうはずです。
・「別れ方と、物次第なところはあるけど」(22才/女性/大学生)
――そう、女の断捨離はまさにそこにかかっているのです。
元カレから貰ったものを捨てるも捨てないもどちらが正解ということはありません。
それを持っていることで、「自分にとってプラスになるか、マイナスになるか」で決めればオッケー。
自分の損得勘定で構わないの!
恋を終わらせた女はこの先の自分の幸せのことだけを考えればいいのだから……。(神崎桃子/ライター)
(ハウコレ編集部)