全国各地に展開されているアミューズメント施設「タイトーステーション」。一度は遊びに行った経験がある方が多いだろう。

タイトーステーションといえば、赤い看板とスペースインベーダーの「CRAB」のドット絵が使われたロゴが特徴的だ。

ところが、「タイトーステーション」でありながらも、アミューズメント施設ではない場所が千葉県にあるという。その場所があるのは県南東部にあるいすみ市だ。早速調べてみると――。


太東駅

確かにタイトーステーションだ。しかし、ゲームセンターてばなく鉄道の駅なのだ。

間違いではないけれど...

太東駅を英語にしているだけなので間違いではない。世間一般に知られるタイトーステーションと丸っきり違うため、驚いてしまう。

ちなみにタイトー(当時は太東貿易)の設立が1953年、太東駅の開業は1899年。元祖タイトーステーションは太東駅といえる。太東貿易と太東駅で漢字が同じなのも運命なのだろうか。


タイトーステーション博多パピヨンプラザ店(Ow00woさん撮影、Wikimedia Commonsより)


太東駅

この「タイトーステーション」はツイッターでも話題になっていて、

「コレは、正真正銘のタイトーステーション・・・!」
「まさに『電車でGO!』せんとあかんやつや、タイトーだけに」

といった反応が寄せられている。

様々なゲームが楽しめて、にぎやかな雰囲気のタイトーステーションだが、太東駅の周囲はどうなのだろうか。


太東駅の駅前広場からの風景 (C)Google


太東駅の駅前広場からの風景 (C)Google

ゲームセンターとは真逆の環境。非常に静かな場所のようです。

駅にシャレでインベーダーゲームでもあれば、完璧なタイトーステーションなのだが、設置されてはいないようだ。