先週、ディズニーとソニー・ピクチャーズの交渉が決裂し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)からスパイダーマンが離脱するというニュースが世界を駆け巡った。この件について、スパイダーマン役のトム・ホランドとマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、ディズニーファンイベント「D23 Expo 2019」のバックステージでEW.comなどに語った。

 “ディズニーは今後のMCUにスパイダーマンを含める予定はない”という件について聞かれると、トムは「僕たちは5本の素晴らしい映画を作った。すてきな5年間で、本当に楽しい時間だった。未来のことなんて誰にわかるだろう? だけど僕にわかっているのは、僕はスパイダーマンを演じ続けて、素晴らしい時間を過ごすということ。僕たちがそうすることを選んでも、とても楽しいものになるはず。スパイダーマンの未来は違うものになるだろうけど、これまでと同じように最高なものになるはずだ。そして僕たちはそれを今よりもっとクールなものにするため、新しい方法を見つけるよ」とコメント。MCUを離れてスパイダーマンを演じ続けることに前向きな姿勢を見せた。

 ファイギはトムが主演した『スパイダーマン:ホームカミング』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を製作したが、今後はソニーのためにスパイダーマン映画をプロデュースすることはなくなる。ファイギは「スパイダーマンについては、感謝と喜びを感じている。我々はMCU内でスパイダーマンが登場する5本の映画を作ることができた。単独映画2本に、アベンジャーズの一員として3本。それはわたしが決して実現しないと思ってきた夢だった。もともと永遠に続くはずのものではなかった。我々はこうできる時間には限りがあることを知っていて、語りたかった物語は語った。そのことには今後もずっと感謝します」ともともと期限付きの契約だったと明かした。

 先週、ディズニーとソニーの交渉決裂が報じられるや、ホークアイ役のジェレミー・レナーがソニー・ピクチャーズに向け、「スパイダーマンをマーベルにどうか返してほしい。ありがとう」とInstagramにメッセージをつづったりもした。しかしソニーは即、ファイギを今後のスパイダーマン映画に関与させないと決めたのはディズニー側の判断だと声明を出していた。(編集部・市川遥)