試合前に横綱2人がシュートチャレンジに登場、日本代表にエール

 バスケットボール世界ランク48位の男子日本代表は24日、31日開幕のW杯(中国)に向けた同22位・ドイツとの強化試合(午後3時試合開始・さいたまスーパーアリーナ)を戦う。この日は、大相撲の横綱・白鵬鶴竜が来場。2人は試合前にシュートチャレンジを行った。

 白鵬はフリースローで1本目はリングに嫌われ、2本目は届かず。3本目を打った瞬間には「あー、ダメだ!」と声を上げた。“泣きの4本目”にゴール。大歓声が上がった。

 バスケ好きの鶴竜は、なんと3ポイントシュートに挑戦した。会場からどよめきが起きる中、1本目はリングに嫌われたが、2本目はネットを揺らす見事なゴールを披露。外見からは想像のつかない華麗な一本に拍手喝采。笑顔の八村はスタンドに向かって万歳をし、盛り上げるように促した。日本選手だけでなく、ドイツ選手たちも両手を挙げて驚いていた。

 マイクを向けられた鶴竜は「皆さん、こんにちは! このあと日本代表が勝ってくれると思います。応援よろしくお願いします!」とエール。白鵬は「私の子供のころの夢はバスケ選手でした」と笑いを誘い、「このコートに立てて光栄。八村君、頼むよ。応援よろしくお願いします!」と語り、場内は大歓声に包まれた。(THE ANSWER編集部)