時々無性に食べたくなるハンバーガー。安い価格でお手軽に買うことができ、種類も豊富なファストフードだ。日本でも圧倒的な店舗数を誇る「マクドナルド」を始めとし、多くのチェーン店が展開している。

店舗数や知名度でいえばマクドナルドが群を抜いているといっても過言ではないが、日本発祥の「モスバーガー」、日本で最初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」などもファン層は厚い。好きなハンバーガー屋を問われると迷ってしまう人もいるのではないだろうか。

そこでJタウンネット編集部は2019年2月9日から8月21日にかけて、「あなたが好きな『ハンバーガー屋」はどこ?』という質問で読者アンケートを実施してきた(総得票数:934票)。

はたして、一番人気だったのは――?

1位、2位で過半数を占める

選択肢は「マクドナルド」「モスバーガー」「ロッテリア」「バーガーキング」「フレッシュネス」「ウェンディーズ」「ファーストキッチン」「ドムドムハンバーガー」の7店。

まずは全国的に人気のチェーン店を見ていこう。



一番人気だったのは「モスバーガー」で32.7%(305票)。圧倒的店舗数を誇るマクドナルドを抜く形となった。続いて「マクドナルド」は21.7%(203票)、「バーガーキング」が19.7%(184票)、「フレッシュネス」が11.6%(108)の順になっている。

モスバーガーとマクドナルドで過半数を占めており、2強といったところだ。

驚いたことに、バーガーキングは地方での出店が少ないにも関わらず、3位という健闘ぶり。19.7%と2位のマクドナルドと僅差だ。東京のアンケート結果を見ると、603人中152人(25.2%)がバーガーキングと回答し、マクドナルドの19.1%を上回る結果となっている。

ツイッターでは、

「細かいオーダーに応じてくれるからバーキンは好きです」
「肉々しいパティ、好きです」
「やっぱワッパーは美味しい。トマト追加かタマネギ追加が個人的に好き」

といった声が寄せられており、「とてつもなく大きい」を意味する看板商品のハンバーガー「ワッパー」、さらにパティや野菜、ソースを有料で追加できることが、それぞれ魅力の一つにあるようだ。

西日本はマック好き?

続いて都道府県別の人気チェーン店を見てみよう。



47都道府県中、モスバーガーが22地域と圧倒的な割合を占め、マクドナルドが7地域、フレッシュネスが3地域、バーガーキングとドムドムハンバーガーがそれぞれ1地域となった(秋田県は無回答)。

全国的に人気のモスバーガーは東京・大阪・愛知で1位を獲得、ファンの多さが伺える。マクドナルドは7地域中6地域が西日本と、地域差が見られる。先ほどの円グラフではモスバーガー、マクドナルドに次いで人気だったバーガーキングは、1地域のみ。地方の店舗数の少なさが影響したようだ。

ツイッターを見ると、モスバーガーとフレッシュネスでは、ハンバーガーだけでなくサイドメニューの「オニオンフライ(オニオンリング)」にも人気が集まっている。消費者はコスパの良さだけでなく、ハンバーガーや一緒に頼むサイドメニューの味、具材カスタムといったサービスの充実など、様々な基準でハンバーガー屋を選んでいるようだ。